公開日 2023年10月21日 最終更新日 2023年10月21日
「星屑テレパス」のアニメが放送開始となり、注目を浴びると同時に原作コミックの人気も高まっているようです。こちらは学生たちの絆を描いた物語でありながら「宇宙」をテーマにしているミステリアスなお話。
原作コミックは芳文社・まんがタイムきららにて連載されており、作者は大熊らすこ先生です。そこで今回は、そんな「星屑テレパス」のアニメのストーリーやキャラクターについて詳しくご紹介していきましょう。
「星屑テレパス」のストーリー
「星屑テレパス」は、SFをテーマとした4コマ形式のコミックです。芳文社・まんがタイムきららにて2019年6月号から7月号のゲスト掲載があり、8月号から正式に連載がスタートしました。
そしてこの秋、晴れてTVアニメが放送されることになったのです。主人公・小ノ星海果(このほしうみか)は、SFやミステリーといったジャンルの小説を読むのが好きな女の子。
他人とコミュニケーションをとるのが苦手で、自分の思いや考えを上手く表現できない悩みを抱えています。もはや地球上では自分を理解してくれる人とは出会えない、それなら宇宙に漕ぎ出して居場所を見つけたいと思っていました。
そして高校の入学式の日、彼女が出会ったのは自らを宇宙人と名乗る謎の新入生。自称・宇宙人の明内ユウ(あけうちゆう)は、なんと地球にやってくるまでの記憶がないとのことです。
目覚めた時に学生証を手にしていたので、海果と同じ藤野岬高校に入学することに。本当に宇宙人なのか疑う余地があるように思われましたが、特殊能力とずば抜けた身体能力の持ち主であることがわかります。
相手の思考を読み取る能力「おでこぱしー」を利用して、ユウは海果の「仲良くなりたい」という気持ちを受け取りました。快適な生活のために宇宙へ行きたい海果、そして宇宙へ帰りたいユウ。
二人の間には絆が生まれ、自分たちの手でロケットを製作することにしました。その後、集まってきた仲間たちと共に「ロケット研究同好会」を結成し、夢は徐々に実現へと近づいていき…。
「星屑テレパス」の登場人物について
主人公・小ノ星海果は、藤野岬高校に通う1年生の女の子。優しく勉強熱心な性格ですが、引っ込み思案で緊張しやすいことからなかなか友人を作れずにいました。
人付き合いが苦手であることにコンプレックスを抱いていた海果。しかし地球ではない星に住む宇宙人になら、自分の気持ちをわかってもらえるのではないかと期待していました。
彼女の人生を左右することになるミステリアスな存在・明内ユウは、自らを宇宙人と称する女の子。底抜けに明るく思い立ったら行動する性格が、海果の警戒心を自然と解いていきました。
また、おでこを合わせることで相手の気持ちを読み取る特殊能力「おでこぱしー」によって、海果が抱えてきた自己表現への苦手意識も乗り越えていきます。
無理のないペースでコミュニケーションをとる中で、抱く夢が共通していることを知った海果とユウ。二人で協力して夢を叶えようとロケットの製作を決意します。
しかしその難しさに早速挫折しそうになってしまうのです。ここで落ち込み自信を失う海果とマイペースで楽観的なユウは、正反対のようで共鳴し合う要素も大きく…。
さらに海果のクラスメイトで隣の席の宝木遥乃(たからぎはるの)、高校にはほとんど登校していないけれど実は優秀なメカニックの雷門瞬(らいもんまたたき)なども仲間に加わり、力を合わせて夢へと手を伸ばします。
宇宙へ続いていく壮大なストーリー
「星屑テレパス」のアニメは、2023年10月9日(月)より放送開始となりました。引っ込み思案な主人公が密かに夢見てきた存在・宇宙人と出会うことができたのはなんと高校の入学式。
特別な出会いによって彼女は成長し、友情というものの大切さを知っていきます。得意なこと、苦手なこと、何もかもひっくるめて受け入れることは素敵な仲間の形ですよね。
「星屑テレパス」は、興味深いSF要素と共に登場するキャラクターたちの関係性が見どころとなっていますので、ぜひ彼女たちの人間模様や心理描写をじっくりと見てみましょう。
公式HP:https://hoshitele-anime.com/
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