公開日 2023年10月19日 最終更新日 2023年11月26日
藤井風「花」の歌詞の意味については、テレビドラマの主題歌として書き下ろされたこともありぜひ知っておきたいですね。
とても魅力的な曲になっている可能性がとても高いです。では今回は藤井風「花」の歌詞の意味、そしてテレビドラマとの関連性を詳しく見ていきましょう。
ドラマについて
藤井風「花」が主題歌になっているのは、2023年10月12日から放送されているドラマ『いちばんすきな花』です。
このドラマは4人の俳優が主演を務める、新しい形の“クアトロ主演”。社会現象と呼ばれた『silent』の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久が再びタッグを組みました。
男女の間に友情は成立するのかをテーマにしています。違う人生を歩んできた4人の男女が織りなす友情と恋愛。
そこに生まれる友情でも恋愛でもない感情を、とても丁寧に描いていくストーリーになっています。
ジャケット写真について
藤井風は「花」のジャケット写真と手書きのコード譜を写した、2枚の写真を投稿しています。このコメント欄には「花」の制作に携わったスタッフのクレジットが併記されています。A. G. Cookが楽曲のプロデュースをしたことが明かされました。
- Cookはイギリスのプロデューサーで、レーベル・PC Musicの主催者です。近年では宇多田ヒカルの楽曲「One Last Kiss」「君に夢中」「Gold ~また逢う日まで~」で共同プロデュースとして参加していました。
リリースを受けて、A. G. CookもInstagramストーリーズを更新。自身がプロデュースに携わったことを伝えているのです。同投稿を藤井風も共有投稿して、花のスタンプでリアクションをしています。
「花」の歌詞に意味について
枯れてしまう今この瞬間さえも。咲いている全てが溶けていくことを感じるのです。何ができるのだろう、そして誰を生きていこうかと考えているのです。全ては儚く全ては尊いのです。
しわしわに萎えてしまった花束を抱えて、永遠に変わることのない輝きを探していたのでしょう。
自分たちを信じてみたのです。そして自分たちは感じていたのでしょう。咲かせにいこうと伝えたい、それは表面ではなく内なる花のこと。
さりげなく思いを込めてみたのです。やむを得ずに祈りを込めていこう。いつまで迷い続けるのだろう。これについても、きっといつかは分かるように思うのです。誰もが一人きり。でも全てはおそらくひとつなのでしょう。
色々な姿や形があり、これに対して惑わされるような時があるかもしれません。でもいつの日か全てがかわいく思える時がくるはず。
わたしは何になろうかな、どんな色がいいのだろう。探しに行くと決めたのです。それは心の内なる花。
しわしわに萎れた花束、これを抱えながら永遠に変わることがない輝きを探していたのです。自分たちを信じてみることにしたのです。そして自分たちを感じていきたい。咲かせにいこう、内なる花というものを。探しにいくと決めたのです。その内なる花を。私自身の花はここにあるのです。
ドラマとのリンクについて
ドラマでは人間関係がうまくいかずに、悶々とする4人の主人公の姿。この心理状態を表現しているのが「しおれた花束」という表現でしょう。
永遠に変わらぬ輝きなどないかもしれない。でもあってほしい思いもあるのです。それぞれの主人公が望んでいる輝きは違うもの。
でも一生離れない友人や恋人を探してきたのでしょう。信じていたものがある、確かにここにあることを感じていたのです。
内なる花はまだ心の中にあるのかもしれません。でも心の中に確かにある、好きという気持ちがあるのでしょう。
でも自分の中の好きという感情、この気持ちを開花させたい思いを持っているのです。自分にはできるように感じる時も。
「色々な答えがある、だから色々な答えを見つけに行こう」という藤井風の作曲コメントがあります。その通りにこの曲の中には、聴く側にとって感じられる大切な答えがきっとあるのでしょう。
☆こちらの曲も聴いてみてくださいね!
>>>WANIMAの「りんどう」の歌詞の意味と花言葉について