夜に駆けるはYOASOBIの1作目のシングルです。小説を音楽にするユニットとして、初の作品ですから、期待もとても大きく今も聴いている人はとても多いですよね。
SNS上でも話題になっています。今回はこの曲の歌詞の意味と、人気の理由についてお伝えしていきましょう。
原作について
原作は星野舞夜の「タナトスの誘惑」という小説です。小説が原作というところから、今までの楽曲とは異なるように感じますよね。
「どのようにして小説の世界を表現しているのだろう?」と興味を持つ人も多いでしょう。でも「夜に駆ける」を聴くと、自然に小説の世界が見えてくるからとても不思議です。
その感覚も今までにないものなので、魅力を感じて人気があるのかもしれません。
歌詞の意味について
歌詞がとても綺麗で、聴いていて引き込まれる曲です。大切な相手への愛情が感じられる曲でもあるでしょう。
二人の空が広がっていく夜、まるで沈んでいくようで溶けるようでとても不思議なもの。
さよならを告げられた、その一言により色々なことが分かったのでしょう。日が沈みだした頃に、大切な人の姿がフェンスと重なっていた風景。
目を閉じるとイメージできるものでもあるのです。初めて会った日に恋をしたのでしょう。儚い雰囲気のその人の目は、寂しさを感じさせるものだったのです。
いつも時は刻まれていきます。この世界で何度でも心ない言葉や耳を塞ぎたくなるような声に、涙が出てしまいそうになる時もあるでしょう。でもこんな世界でも、二人ならきっと喜びを見つけられるはずなのです。
騒がしいと感じる日々、笑うことが出来ない時もありますよね。でも大切な人に精一杯の眩しい明日を、感じてほしいと願っているのです。
明けない夜に苦しい気持ちのまま落ちてしまいそうになる前に、自分の手を掴んでほしいと思っているのでしょう。
忘れてしまいたいと思って閉じ込めていた日々も、抱きしめて温もりで溶かしてあげたいほど、大切に思う相手なのでしょう。
二人で過ごせば時間はとても素晴らしいものになるのです。涼しい風がまるで空を泳いでいくように吹いているのです。
手をずっと繋いでいれば、これから先に何も怖いことはないでしょう。そして二人で夜の中を駆けていくのです。
愛する気持ちがあるから、それができるのかもしれません。優しさや温かさを感じる曲でもあります。
YOASOBIのこれからについて
YOASOBIは小説を原作とする曲を、既に3曲発表しています。とても歌詞が深い内容で、小説を読んでみたいと思えるような、とても美しい言葉が並んでいるのです。
伝えたい内容についても、とても分かりやすいので心に届きやすいのでしょう。とても魅力的なユニットですから、これから更に人気が出そうですね。