筒美京平のアルバムが話題になっています。「筒美京平SONG BOOK」として、2021年3月24日にリリースのトリビュートアルバムです。
昭和から平成を彩ってきた懐かしい名曲を、現在活躍する豪華なアーティストが歌っています。偉大な作曲家・筒美京平と新アルバムを紹介しましょう。
偉大な作曲家
筒美京平は、日本で一番ヒット曲を産み出した偉大な作曲家です。総売り上げ数は7,500万枚以上で、日本の作曲家として歴代1位を誇ります。
筒美京平は、1940年5月28日東京生まれで、1966年に26歳で作曲家としてデビューしました。1968年発売の「ブルーライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)が大ヒットし、日本レコード大賞を初受賞。
1971年には「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)、1979年には「魅せられて」(ジュディ・オング)でも、日本レコード大賞に輝いています。
他にも多数のヒット曲があり、心に残るすばらしいメロディーが、それぞれの記憶とともにあるでしょう。あの曲もこの曲も筒美京平の作曲だったのと。
筒美京平SONG BOOK
2020年に80歳(傘寿)を祝う形で、師事する音楽プロデューサーたちが、筒美京平とともに企画していたアルバムでした。10月7日に訃報が伝えられ、弟子の武部聡志氏が中心になって、追悼盤として企画は継続されることになりました。
日本を代表する音楽プロデューサーと、多彩なアーティストが集結して、トリビュートアルバム「筒美京平SONG BOOK」は完成しました。
「木綿のハンカチーフ」「また逢う日まで」「さらば恋人」の3曲は、筒美京平が特にお気に入りだった曲として知られ、今回のアルバムにも収録されています。
収録曲は?
「筒美京平SONG BOOK」の収録曲は、全12曲となっています。
1:人魚「LiSA」(原曲:NOKKO 1994年)
2:東京ららばい「片岡健太(sumika)」(原曲:中原理恵 1978年)
3:木綿のハンカチーフ「橋本愛」(原曲:太田裕美 1975年)
4:ブルーライト・ヨコハマ「アイナ・ジ・エンド」(原曲:いしだあゆみ 1968年)
5:卒業「生田絵梨花(乃木坂46)」(原曲:斉藤由貴 1985年)
6:また逢う日まで「北村匠海(DISH//)」(原曲:尾崎紀世彦 1971年)
7:サザエさん「miwa」(原曲:宇野ゆう子 1969年)
8:魅せられて(エーゲ海のテーマ)「芹奈・かれん from Little Glee Monster」(原曲:ジュディ・オング 1979年)
9:シンデレラ・ハネムーン「一青窈」(原曲:岩崎宏美 1978年)
10:さらば恋人「前田亘輝(TUBE)」(原曲:堺正章 1971年)
11:ドラマティック・レイン「JUJU」(原曲:稲垣潤一 1982年)
12:君だけに「西川貴教」(原曲:少年隊 1987年)
公式サイト:https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/kyoheitsutsumisongbook/
LiSAや北村匠海の歌唱にも注目
収録されている「木綿のハンカチーフ」は、女優の橋本愛が歌い、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でも披露され、スローなアレンジで切なさが際立ち、とても話題になりました。懐かしい名曲のオリジナルアレンジにも興味がありますね。
LiSAや北村匠海など、豪華なアーティストの歌唱にも注目のおすすめアルバムです。