世良公則の年齢や経歴などが気になる人もいるのでは?NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」での演技や歌唱に魅了された人も多いでしょう。
昭和に一世風靡したロックバンドの大スターということを、知らない若い世代も増えているかもしれません。今回は、世良公則にスポットライトを当ててみましょう。
朝ドラでの味のある演技で存在感
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、世良公則が演じた役がとても大きな物語の要素となっていました。
岡山のジャズ喫茶店のマスターで、ジャズを愛する柳沢定一役で出演。初代ヒロイン安子が雉真稔とよくデートで訪れた場所で、ルイ・アームストロングの「On the Sunny Side of the Street」の名曲と出会うことになります。
「ひなたの道を歩く」ことが物語のキーワードになり、2代目ヒロイン「るい」、3代目ヒロイン「ひなた」の名前にも受け継がれていくことに。
ルイ・アームストロングの愛称は「サッチモ」で、るいもサッチモちゃんと大阪で呼ばれるようになりました。
るい編でも回想で登場。るいも子供の頃に連れられてきた思い出の場所で、るいが大阪で出会い、のちに夫となる大月錠一郎(オダギリジョー)の大恩人でもあったのです。
戦争でひとりになった少年に、自身の定一を含んだ錠一郎と付け、面倒を見てきたやさしさに感動しました。
錠一郎がホットドッグ好きとなるきっかけでもあり、ジャズトランぺッターになる夢までサポートしていたのです。
ひなた編では息子の柳沢健一役として再登場。ドラマの最終週に相応しい岡山でのジャズフェスティバルにも大きく関わってくるので、4月8日の最終話まで楽しみです。
重要なキーマンとして味のある演技でドラマを引き立てた、世良公則の渋いかっこよさは流石ですね。
朝ドラでの圧巻歌声が配信リリース
朝ドラでの歌唱シーンで大きな反響があった、世良公則が歌うジャズナンバー「On the Sunny Side of the Street」。2022年3月30日に配信シングルとしてリリースされて話題になっています。
ドラマでは進駐軍将校のクリスマスパーティーで、酔った定一(世良公則)が飛び入りで歌い、魂のこもった深みがある圧巻の歌声は絶品でした。
夫の稔を戦争で亡くした傷心がまだ癒えない安子が定一の歌声に涙して、ひなたの道を進もうと改めて決意したかのように、最後には笑顔も見せるシーンです。
世良公則の歌唱の演出もすばらしく、たくさんの視聴者に感動を与えた名シーンとなりました。
世良公則の経歴について
世良公則は、1955年12月14日生まれの66歳(2022年4月現在)、広島県福山市の出身です。
隣の年上の子がバイオリンの習い事をしていたことに影響を受け、3歳からバイオリンを習い始めます。17歳まで習っていて、音楽の基礎を身に付けセンスが磨かれました。
中学の頃からギターも始め、高校2年から始めたバンド活動ではベースを担当。高校からのバンド仲間と大阪芸術大学でも継続し、20歳の頃にボーカルに転向しました。
在学中の1977年に、第14回ヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)と第8回世界歌謡祭でグランプリを獲得した「あんたのバラード」で、一躍注目を集めます。
高校からの盟友・神本宗幸とプロを目指す仲間を集め「世良公則&ツイスト」を結成して、1978年にプロデビュー。
「あんたのバラード」「宿無し」「銃爪 (ひきがね)」「性(サガ)」「燃えろいい女」とヒット曲を連発して、一世風靡しました。1978年と1979年にはNHK紅白歌合戦にも出場を果たしています。
ハスキーでパワフルな魂の歌唱とアクションは、多くのファンを魅了しました。
俳優としても活躍
ドラマ「太陽にほえろ!」でのボギー刑事役や、ドラマ「マルモのおきて」でのやさしい大家で居酒屋の大将役など、俳優としても印象的な活躍をしています。
こらからも長く歌手、および俳優として活躍を続けてほしいですね。
公式サイト:https://seraproject.com/
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