さや香が「歌ネタ王決定戦2020」で見事優勝を飾りました。接戦の末、第8代歌ネタ王の称号と優勝賞金300万円を手にしました。
「さや香」や「歌ネタ王決定戦」について、ご存知ではないという人も結構いるのではないでしょうか。お笑いコンビのさや香および、歌ネタ王決定戦について紹介いたしましょう。
歌ネタ王決定戦とは
「歌ネタ王決定戦」は毎日放送が製作し、TBS系列で放送されているお笑いコンテストです。漫才やコントなどのお笑いに、音楽やリズムをネタに取り入れていることが特徴です。
リズムネタやダンス・ものまね・替え歌・楽器などと、しゃべりのお笑いが融合し、M-1グランプリやR-1ぐらんぷり、キングオブコントなどとは少し違った要素の面白さがありますよね。
2013年から開催され、過去にはCOWCOW・かまいたち・藤崎マーケット・メンバーなどが優勝し、昨年はラニーノーズがギターを使ったネタで制しました。
2020年はさや香が優勝
第8回目の2020年は、9月16日に開催され、「さや香」が見事優勝、「きつね」は惜しくも2年連続の2位という結果でした。
さや香は、石井と新山のお笑いコンビで、歌ネタ王でのネタは石井が得意とするダンス。ダンスの大会で大事な音源のCDを忘れた設定で、違うCDを掛けてダンスをすると、絶妙にその曲とダンスがマッチするというネタで爆笑を誘います。
学生時代ダンス部という経験を活かした石井のキレキレのダンスが、意外な音源の曲とピタリとはまって、軽快で爽快な新感覚の笑いが生まれました。
「さや香」とは
女性の名前のようなソフトなイメージのコンビ名ですが、石井と新山の男性コンビです。2011年に吉本興業の養成所NSC大阪校で、34期生の同期として二人は学びました。
別のコンビで活動後、2014年にコンビを結成。大阪をベースに活動し、漫才がメインで勢いのあるしゃべくりが特徴です。ラジオでの恋愛相談など、特に女性に人気の若手コンビです。
2017年にはM-1グランプリ決勝進出、2018年から3年連続ABCお笑いグランプリで決勝進出、2019年にはNHK上方漫才コンテストで優勝しています。
2020年歌ネタ王での優勝をきっかけに、全国的に大ブレイクをしてほしいですね。東京進出をいつ決断するのかも注目して応援していきましょう。
石井(ツッコミ担当)
石井誠一(いしいせいいち)、1988年5月28日生まれ。大阪市出身。ダンスが得意です。公務員を目指していましたが、お笑いへの憧れを諦められずNSCへ。
新山(ボケ担当)
新山士彦(にいやまのりひこ)、1991年10月17日生まれ。東大阪市出身。ネタ作りを担当しています。大阪教育大学で教師を目指すも、在学中にNSCへ。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6046
歌ネタ王をもう一度見たい場合には
「歌ネタ王決定戦2020」を見逃してしまった人や、再度見たいという場合は、動画配信の「Paravi」(パラビ)で視聴できます。2週間無料で視聴できるサービスもあるので、この機会に利用してみるのもおすすめです。