LiSAの「炎」の歌詞の意味については『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌でもあることから、込められたメッセージについて気になる人はとても多いですよね。
ニューシングル「炎」(読み:ホムラ)の歌詞の意味、そして表現されている思いについてお伝えしていきましょう。
MVも魅力的
MVは薄暗い時間帯から朝日が昇るまでの間に、浜辺にて撮影されました。空や海の色が変わっていくなかで、LiSAが心を込めて歌う姿がとても印象的です。
幻想的な雰囲気、そして世界観が表現されているので、この楽曲と共に心に響いてくるものに。
歌詞の意味について
別れの言葉と感謝の気持ちについて、伝えたいと思っている曲の中の主人公。悲しいという思いよりも大切なことを、去ってしまう相手に知ってほしいのです。
まだ間に合うかもしれない、間に合ってほしいという願いを持ちながら。このままずっと続くように感じていた日々、だから二人は明日を描くことができたのでしょう。
そして二人で呼び合うことができた輝きがあった、この時の思いがあるから胸はまだ熱いままに。
旅の途中で出会うことができた大切な存在。二人で手を繋いで歩いてきたけれど、離すことを選んだのです。
これが二人の未来にとっては、必要だったのでしょう。大切な人の夢が叶う時に、きっと自分の存在を思い出してくれる、それは嬉しくもあり切なくもあるのです。強くなりたい気持ちがあっても、涙は隠すことができない。
思い出が心の中から消えない、そして辛さを感じる世界に対して苦しむような時もあるのです。
これについては、きっと今後も成長していくにつれて増えていくように感じるのでしょう。でも何も失くしたくないという願いがあるのです。
悲しみに包まれて動けなくなってしまえば、痛みを感じることはなくなるかもしれない。
でも大切な人の言葉や願い、これを守っていきたいと誓ったのです。信じたくない、でもこれが現実でしかない、崩れてしまう大切な世界。
手を伸ばせば抱きしめることができた、輝きや光。でもこれらは消えてしまったのです。前に進むために。
幸せでいたい、そして幸せになってほしいという思いを抱えながら、約束を守るために振り向くことなく進んでいくのでしょう。
心の中には消えない炎がある、だからこそきっと歩いていけると信じる思いがあるのです。
心を揺さぶる歌声
LiSAの「炎」がとても心に響き、切なくて苦しい中でも前を向こうとする気持ちにさせてくれるのは、表現力や歌唱力がとても高いからでしょう。
思いを込めて届けてくれている、そう感じるから何度でも聴きたい素晴らしい曲に仕上がっているのです。