「君を愛したひとりの僕へ」のストーリーとは?二作同時公開も気になる!
- 2022/9/22
- 映画・アニメ
- 君を愛したひとりの僕へ
「君を愛したひとりの僕へ」は、この秋に公開される予定のアニメーション映画です。とても切ないラブストーリーがイメージされるタイトルですが、どのような物語なのでしょうか。
また同時公開されるという「僕が愛したすべての君へ」のストーリーや、二つの作品の関連性についてもとても気になりますよね。
今回は「君を愛したひとりの僕へ」の概要や魅力、さらに公開情報などについてお伝えしていきますので、参考にしてみてください。
「君を愛したひとりの僕へ」のストーリー
「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」は、それぞれハヤカワ文庫JAより2016年に刊行された小説作品です。作者はライトノベル「ミニッツ」シリーズや、アニメーション映画「アイの歌声を聴かせて」のノベライズ版などでおなじみの乙野四方字。
「君を愛したひとりの僕へ」は、両親が離婚してから父親と二人で暮らしている主人公・日高暦(ひだかこよみ)と、ひょんなことから出会った少女・佐藤栞(さとうしおり)の淡い恋の物語です。
暦の父親は、虚質科学研究所に勤務しています。そこで暦が出会ったのが、所長の娘である栞でした。暦と栞はお互いにほのかな恋心を抱くようになるのですが、突然親同士の再婚の話が浮上して、状況は一変。
もう二人でいられる未来はないと悟った暦と栞は、兄妹になることがない世界へと駆け落ちしようとします。しかしその後も二人は想定外の出来事に見舞われることに…。
「僕が愛したすべての君へ」のストーリー
「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」は、それぞれ2022年10月7日(金)に公開されることになっています。アニメーション映画がこのような形で二作同時公開となるのは、それほどよくあることではありません。
企画だけを見てもとても気になる二作品ですが、実はもう一段階トリックが隠されているのです。「僕が愛したすべての君へ」に登場するのは、両親が離婚してから母親と二人で暮らしている主人公・高崎暦(たかさきこよみ)。
彼は地元の進学校に入学しますが、勉強に真面目すぎる雰囲気と不器用な性格のため、なかなか友人を作れずにいたのです。ある日、そんな暦に対して声をかけたのは、クラスメイトの瀧川和音(たきがわかずね)でした。
彼女は「85番目の世界」からやってきていて、そこでの二人は恋人同士だというのです。出会うべくして出会った暦と和音は、ここからどのような物語を描いていくのでしょうか。
他にない構成になっている二作品
「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」は、それぞれとても珍しい構成になっているといえるでしょう。どちらもかなり興味深い恋愛のストーリーですが、原作者が同じ二作品が同時公開されるといわれると、どちらから観るかとても迷いますよね。
実は「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」は、どちらから観てもよいように制作されているのです。つまり二つの作品を観終わった後、それぞれの点と点がぴったりつながるような作りになっています。
どちらから観るかの判断基準については悩むところですが、好きな物語の傾向によって決めることがよさそうです。例えば切ないストーリーが好きな人は、「僕が愛したすべての君へ」→「君を愛したひとりの僕へ」という順番で観るとよいかもしれません。
逆に幸せなストーリーが好みという人は、「君を愛したひとりの僕へ」→「僕が愛したすべての君へ」の順番で観ることにより、希望が叶う可能性があります。
今まであらゆる作品を観てきた中で、自分の好みの傾向がわかっている場合もありますし、気分や状態によって観る順番を決めるのもひとつの方法です。
今話題のアーティストが主題歌を担当!
作品のファンからすると、映画化するだけではなく二作同時公開というのはとても喜ばしいニュースだったはずです。しかしどちらから観ても楽しめる内容であること、観る順番によって結末が180度変わってくることは、映画のみに限られた内容ではありません。
「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」それぞれの原作小説についても、読む順番によってより自分の好みにぴったり合う作品になる可能性も。
これについては、小説を先に読むか映画を先に観るか、直感や嗜好で決めて行動することにより、また感じ方が変わってくるかもしれません。
さらに「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」は、どちらも今注目されているアーティストが主題歌を担当していますので、これについてもチェックしておきたですね。
「僕が愛したすべての君へ」の主題歌に起用されたのは、「バルーン」の名義でボカロPとして活動してきた須田景凪。曲名は「雲を恋う」です。
そして「君を愛したひとりの僕へ」の主題歌を担当しているのは、「いつか」や「シンデレラボーイ」が大ヒットしている3ピースギターロックバンドのSaucy Dog。
曲名は「紫苑」です。どちらも映画のテイストに合った儚く美しい楽曲に仕上がっていることが期待されるため、ぜひ主題歌と共に作品の公開を楽しみにしましょう。
公式HP:https://bokuaikimiai.jp/kimiai/#
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