HARAという、マジシャンでありイリュージョニストの男性をご存知でしょうか。「イリュージョニストHARA」の名で、世界中を飛び回って活躍している日本人です。
テレビ番組などにも時々登場しているので、ご存知の方もいるでしょう。生い立ちとサクセスストーリーが凄いと話題です。イリュージョニストHARAについて紹介しましょう。
原点はピエロのマジック
2021年1月17日放送の「行列のできる法律相談所」で、志尊淳がトランプマジックに初挑戦し、指導した先生がイリュージョニストHARAです。
世界一のマジシャンとして番組で紹介されました。本名は原大樹で、1990年4月16日生まれ、奈良県南部の十津川村出身です。
造形作家の父と歌手や作家の母が、自給自足の生活を求めて、関東から山深い熊野の山中に移住して、この地で生まれました。
5歳の時に東京に家族で行き、公園で見たピエロのパフォーマンスに魅了されます。シャボン玉をガラスにするマジックが魔法のようで、その後の人生の原点となりました。
5歳の誕生日に父からもらった小刀で、遊び道具は自分で作るように言われて育ちます。おにぎりと水筒を持たされ、山中で毎日遊んでいました。
7歳でマジシャンになると宣言し、独学します。テレビの録画を何度も見て学び、必要な小道具は自作、試行錯誤して上達しました。
小学4年生で既に1,000種類ほど、マジックができるようになったというので驚きです。
公式サイト:https://www.hirokihara.com/
高校3年生で世界一
高校時代もマジック一筋で、早くも世界に進出します。17歳でマジックの世界ジュニア大会に初出場しますが、結果が十分出せず、悔しい思いをします。
演劇やダンスを習い、パフォーマンスの見せ方を1年間勉強しました。以外にもフィギュアスケートの演技が、最も参考になりました。
2009年にラスベガスで開催の世界ジュニア大会にて、18歳でグランプリを獲得。日本人で初めての快挙でした。弟子入りなどせずに、独学で世界の頂点に立つのは本当に凄いことです。
なお、高校時代のエピソードとして、芸人のニューヨーク屋敷が高校の先輩で、教育実習生として教えてもらったそうです。
アメリカの人気番組で世界的人気に
2016年には、アメリカの人気番組「America’s Got Talent」にオファーされ出演します。映像芸術とマジックを融合したイリュージョンが審査員から大絶賛され、世界中から出演依頼が殺到しました。
既に30か国以上でパフォーマンスを披露しています。2019年には、マジック界のアカデミー賞と称されるマーリン・アワードの賞を日本人初受賞しました。
デビッド・カッパーフィールドも受賞した賞で、まさに世界を代表するイリュージョニストの一人となりました。
激レアさんにも出演
2019年に「オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!」の出演をきっかけに、オードリーの若林に激レアさんに出られると薦められました。2021年1月「激レアさんを連れてきた。」についに登場したのです。