ランジャタイの由来や芸歴などが気になるという人もいるでしょう。奇想天外なネタで注目され始めているお笑いコンビです。M-1グランプリでは、2016年から2020年まで5年連続して、準々決勝か準決勝まで進出している実力があり、決勝進出まであと一歩です。
ランジャタイについて紹介しましょう。
コンビ結成のきっかけは?
ランジャタイは、2019年からグレープカンパニー所属のコンビですが、芸歴は14年ほどになります。グレープカンパニーと言えば、サンドウィッチマンが最も有名です。
カミナリやティモンディ・東京ホテイソンなども人気上昇中ですね。次に頭角を現すと期待されているのが、ランジャタイです。
伊藤幸司(ツッコミ担当:1985年11月18日生まれ・鳥取県出身)と国崎和也(ボケ担当:1987年9月3日生まれ・富山県出身)が、2007年に結成したコンビです。
吉本興業の養成所NSC東京校で知り合います。2006年の12期生同期には、渡辺直美・ジャングルポケット・ジェラードンなど、大阪校同期では見取り図が有名です。
NSCに入って間もなく、伊藤が一人一人に「面白いんか?」と聞いて回り、みんな引いている中で国崎だけが「面白いよ」と答えたことから仲が良くなりました。
伊藤がNSCの教壇で破天荒な行動や発言をして、NSCを辞めるはめになり、国崎も伊藤を追うように自主的に辞めたのです。この出来事で2人の結束が強まりコンビを結成しました。
コンビ名の由来は?
ランジャタイというコンビ名の由来は、「蘭奢待(らんじゃたい)」からきています。蘭奢待は、歴史好きの人にはとても有名です。奈良の東大寺正倉院収蔵の宝物「香木」で、織田信長など権力者が重宝した名香です。お笑いの世界で天下を獲りたいという思いが、コンビ名のランジャタイに込められています。とても音の響きもいいですね。
伊藤が名付けたコンビ名で、実際に結成後4年程は、相方の国崎も蘭奢待からの由来を聞かされず、音の響きが由来と信じ込んでいたというエピソードもあります。
2021年のM-1グランプリに期待
フリーで活動の時期も長く、所属事務所も転々として、長く下積みの期間を過ごしました。2015年に第14回漫才新人大賞において決勝進出し、低迷期から上向きになります。
2017年にはバラエティ番組「ゴッドタン」の若手芸人発掘企画で、「天才と一目置かれている芸人」部門1位に選ばれました。2017年と2020年のM-1グランプリ準決勝進出などし、テレビ出演も徐々に増え始めています。
ウッチャンナンチャンを連呼するネタなど、奇想天外な漫才で注目を集め始めました。2021年のM-1グランプリでの活躍やブレイクの期待が高まります。