Level Up Future

『ルパンの娘』のキャストは、メインの登場人物も含めてとても気になるもの。こちらは毎週木曜日に放送されているフジテレビ系のドラマで、昨年の夏には前作の放送もありました。

今回は今期のドラマ『ルパンの娘』のキャストやストーリーを振り返りつつ、前作の内容も見ていきましょう。

 

「ルパンの娘」について

横関大による小説シリーズが原作となっている『ルパンの娘』。主人公の三雲華（みくもはな）は泥棒一家の一員であり、「Lの一族」と呼ばれる三雲家の娘です。

家族の中で誰よりも才智に長けているのですが、家業を継ぐことは避けたいと考えています。彼女は作中でも泥棒スーツを着ることがよくあり、それだけで驚異の身体能力を発揮し、家族の力となるのです。

前作では、華には桜庭和馬（さくらばかずま）という3歳年上の彼氏がいて、彼とはとある理由で禁じられた恋をしていました。

それは和馬が警察一家の息子だからです。桜庭家は優秀な警察官を多数輩出している家で、和馬自身も警視庁捜査一課の刑事を務めています。

しかし最終的にこの二人は、職業や家柄の壁を乗り越えてゴールイン。新婚生活はまさに苦難の道のりですが、華と泥棒稼業はこれからどのようなつながりを持っていくのでしょうか。

キャストと登場人物

泥棒一家の娘・三雲華を演じるのは深田恭子です。「深キョン」の愛称で親しまれ、2019年には「第42回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞」も受賞しました。

三雲華という人物は、家柄の割によい意味で庶民的なところがあり、原作でもそぼろ丼を好物としています。根はとても真面目な性格なので、警察一家の息子とも上手くやっていけているのでしょう。

当の桜庭和馬は、華のことを心から愛しているのですが、家業のことから籍を入れられていません。また職場でも独身であると立言し、妻の存在を隠し通さなければならないため、密かにストレスを感じています。

この人物のキャストは瀬戸康史。正義感の強さと思いやりが伝わってくる演技で、深田恭子との夫婦役も違和感がありません。

また、栗原類演じる三雲渉（みくもわたる）は、部屋から一歩も出ない日々を送っている人物です。華の兄で長男にあたるため、三雲家の後継者となるはずなのですが、家族とも直接コミュニケーションをとっていないのです。

しかし「Lの一族」を継ぎたい気持ちはあるのか、結婚アプリに登録し、新たな一歩を踏み出しています。そして名探偵一家・北条家の娘として、橋本環奈の出演も話題に。

役名は北条美雲（ほうじょうみくも）といい、彼女の祖父は「昭和のホームズ」、父は「平成のホームズ」と呼ばれたほどの有名な一族です。

美雲自身も探偵としての才能は充分にあるのですが、少しおっちょこちょいな一面も可愛らしいですね。和馬とは先輩・後輩という関係性で、これから二人の仲がどう変化していくかも楽しみ。

他にも和馬の祖父・桜庭和一（さくらばわいち）役として藤岡弘、が特別出演しているなど、見どころがとても多い刺激的な作品です。

 

ミステリアスでドキドキするストーリー構成

誰もが知っている大泥棒「アルセーヌ・ルパン」をイメージして、Lの一族と称される三雲家。主要人物の二人は前作ですでに結婚しているため、恋愛要素でのドキドキ感は半減してしまったのかと思いきや、まだまだこれからの展開は予想不能です。

 

「ルパンの娘」HP：https://www.fujitv.co.jp/Lupin-no-musume2020/index.html

「ルパンの娘」前作HP：https://www.fujitv.co.jp/Lupin-no-musume/index.html

原作小説特設サイト：http://kodanshabunko.com/lupinnomusume/