「ザワつく!金曜日」は出演者がポイントになっていて、視聴率もとても好調な人気番組です。メインの出演者である3人のMCは、意外性があり、冠番組を持つことを予測していた人はあまりいなかったかもしれません。
トークバラエティ番組「ザワつく!金曜日」について紹介いたしましょう。
MC3人の意外性
テレビ朝日系で放送されている「ザワつく!金曜日(一茂良純ちさ子の会)」は、2019年4月から金曜のゴールデンでスタートしました。
2018年の「ザワつく!一茂良純時々ちさ子の会」という深夜番組が前身です。長嶋一茂・石原良純・高嶋ちさ子の3人のMCが特徴的です。
歯に衣着せぬ辛口トークや、名門家ならではの仰天エピソードなど、破天荒や個性的なキャラで、時には言いたい放題というスタイルが人気。
この3人をメインキャストにして番組を作る企画が、なかなか新鮮で意外性があり、挑戦するような意気込みが感じられます。情報番組の辛口コメンテーターにスポットを当てて、バラエティ番組の主役に据えたイメージです。
言いたいことをズバズバと言ってくれる爽快感があります。時には暴走しそうな発言のヒヤヒヤ感や、ドキドキ・ハラハラといった緊張感もあって、いいスパイスになっています。
番組公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/zawatsukufriday/
調和を保つ役割は?
司会進行役を務めるサバンナの高橋茂雄の存在が、番組の要であり、調和を保つ役割のキーマンと言ってもよいでしょう。
バラエティ感覚が高まるように、MC3人のエッジが効いたところも和らげ、スムーズに進行する司会ぶりは見事です。ツッコんだり、ボケたりしながら、上手にコントロールし、メインの3人を盛り立てる縁の下の力持ち的役割をしています。
お笑いコンビのサバンナでも、立命館大学の先輩で柔道部の主将でもあった相方の八木真澄を上手にコントロールするスタイルで笑いにつなげます。
真骨頂の太鼓持ち芸が浸透してきていて、いずれは冠番組をたくさん持つ人気MCとして活躍する日も近いかもしれません。
番組の企画の話題に
番組企画の「全国ご当地カップ麺No.1決定戦」が話題になっています。第1回では「凄麺 富山ブラック」、第2回では「カップ岐阜タンメン」が優勝し、大反響でした。
2021年2月5日に第3回が放送され、厳選されたエントリーは「焼津かつおラーメン」「鳥取ゴールド牛骨ラーメン」「熊本風黒とんこつラーメン」「信州味噌ラーメン」「喜多方ラーメンレンジ麺」の5つ。
全て美味しいと全員が絶賛でしたが、僅差で「焼津かつおラーメン」が栄冠に輝きました。ゲスト審査員の内田篤人(サッカー元日本代表)が、引退してラーメンが自由に食べられる喜びのコメントと表情が印象的でした。過去の放送は、動画配信のTELASAでたくさん楽しめます。