河村勇輝の進路はどこなのでしょうか。今年の冬、バスケットのBリーグにプロデビューを2カ月間果たした18歳の高校生。メディアでも多く取り上げられ、一躍有名になりました。
バスケットと言えば八村塁選手(22歳)の、NBAワシントンウィザーズでの活躍が2019年に話題となり、日本人のみならず世界が注目する選手です。
今、日本国内において注目すべきは河村勇輝。どのような選手かをお伝えしましょう。
河村勇輝のプロフィール紹介
河村勇輝(かわむらゆうき)は、2001年5月2日生まれの現在18歳(2020年4月時点)です。身長172cm・体重65kgは、バスケットボール選手としてはとても小柄です。
山口県柳井市出身で、両親が教師という環境で育ちます。小学・中学時代から、全国大会で活躍し知られる存在でした。福岡第一高校(福岡県)では数々のタイトルを獲得し、チームのエースとして脚光を浴びました。
U-16・U-18と、各世代で日本代表に選ばれています。高校では進学コースで優秀な成績であり、文武両道なのです。インタビューの受け答えがいつもすばらしく、まさに優等生という感じでクレバーさや真面目さが見て取れます。
高校生でプロデビュー
高校生でプロデビューを果たしただけでなく、チームの主力選手として大活躍。プロバスケットボールのB1リーグで、2020年1月25日に三遠ネオフェニックス(本拠地:豊橋市)から特別指定選手契約で、千葉ジェッツ戦に出場しました。
1月20日にチームに加入してから数日後には、チームの要である司令塔のポイントガード(PG)として、堂々とチームを引っ張る高校生に驚きの一言。
B1リーグ史上最年少(18歳8カ月23日)で、出場および得点を記録しました。約2カ月間のプロ参戦でしたが、強烈なインパクトを残し、対戦した相手チームからも称賛される能力は本物です。
高校卒業後の進路とは
高校卒業後の進路は、プロのB1リーグにて引き続き活躍して、スターに駆け上がると期待をしていましたが「東海大学」へ進学する道を選択しました。
バスケットボールの強豪・東海大学SEAGULLS(シーガルス)は、湘南キャンパス(平塚市)を拠点にしています。同じく強豪の筑波大学と、毎年のように優勝を争う東海大学の期待の星として、1年目からの大注目です。
八村塁の弟である八村阿蓮(アレン)選手と同チーム所属であり、どんなプレーを見せてくれるのか活躍が楽しみです。
東海大学シーガルス公式サイト:http://tokai-seagulls-com.shn.u-tokai.ac.jp/5.html
憧れの選手は?
憧れの選手は、宇都宮ブレックスの田臥勇太選手(39歳)と千葉ジェッツの富樫勇樹選手(26歳)です。2人とも日本バスケ界のレジェンドで、河村勇輝選手と同じポイントガード(PG)で、小柄で超一流選手という共通点があります。
3人とも名前に「勇」がついているのは、何という偶然なのでしょう。プレイスピード・正確なパス・敵を欺くノールックパス・広い視野の巧みな戦術・卓越したドリブル・シュートの上手さ・チームをけん引する力など、PGに必要な能力を全て兼ね備えた逸材。河村勇輝選手は、日本バスケット界期待の至宝です。