堤真一の年齢や経歴などが気になるという人もいるのでは。堤真一が主演を務めるTBS系列の金曜ドラマ「妻、小学生になる。」が、2022年1月21日にスタートして、第1話から大きな反響を呼んでいます。今回は、堤真一にスポットライトを当ててみましょう。
ドラマ「妻、小学生になる。」で主演
ドラマ「妻、小学生になる。」の原作は人気コミックで、作者である村田椰融の実写化の夢が叶いました。
タイトルのように妻が小学生になるというストーリーですが、大人の女性が小学生になるのではなくて、小学生の子供が妻の生まれ変わりとして突然現れるおとぎ話のようなホームドラマです。
愛妻家の主人公・夫(堤真一)は、最愛の妻(石田ゆり子)を10年前に交通事故で亡くしてしまいます。喪失感で生き甲斐をなくした夫は、その後余生という考えで気力もなく娘(蒔田彩珠)と暮らしています。
10歳の小学生(毎田暖乃)が妻だった前世の記憶を思い出して現れ、叱咤激励し諭すのです。第1話を見ただけで感動した人が続出。毎田暖乃という天才的な子役が新たに誕生したと言えるでしょう。石田ゆりこが演じているような感じを醸し出す見事な演技に引き込まれるのです。
毎田暖乃の演技をさらに引き立てているのが、主人公役の堤真一の存在感と演技力でしょう。覇気がない男の演技や、妻と名乗る小学生と出会って、疑心や戸惑いから徐々に変化していく微妙な表現は流石です。
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堤真一はJAC出身
堤真一は、1964年7月7日生まれの57歳(2022年1月現在)、兵庫県西宮市の出身です。甲子園球場の近くで育ち、野球が好きな少年でした。高校時代に野球をやめてから目標を失った時期がありましたが、高校卒業後に役者を目指すようになります。
千葉真一が創設したジャパンアクションクラブ(JAC)に、1984年に19歳で入門。野球で鍛えた運動能力にも自信があったのでしょう。
1984年に舞台でデビューをしています。当時既にトップ俳優の人気を誇ったアクションスター真田広之の付き人も務めていました。
映画デビューは1986年の真田広之主演「犬死にせしもの」で、共演した佐藤浩市とも付き人的な関係性となり、4歳年上の大先輩である2人の前では30年以上経っても演技ができないほど緊張するのだそうです。
JACには約4年間在籍して、アクションや演技を学びました。
「やまとなでしこ」で人気俳優に
JAC所属時代に坂東玉三郎(5代目)の舞台で、獅子舞の黒子役をして以来、気にかけてもらうようになり、役者として大きな影響を受けます。真田広之が舞台稽古のスケジュールが合わないときには代役で参加して、稽古をつけてもらいました。
アクションやスタントマンの仕事よりも、役者の演技を主体にしたいと考えるきっかけになったのです。舞台を中心に活動をしていて、テレビドラマで注目を集めるようになったのは30歳代になってからでした。1996年のドラマ「ピュア」では主演の和久井映見の相手役を務めました。
知名度を一気に上げて人気俳優になるきっかけのドラマは、2000年の「やまとなでしこ」で36歳の時です。高視聴率の大ヒットドラマなのでご存じの方は多いでしょう。松嶋菜々子演じる主人公・桜子と、堤真一演じる欧介のロマンスコメディが素敵でした。
最近では2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で、前半のキーパーソンの平岡円四郎役を演じ、コミカルさと迫力のある演技を使い分けて流石の演技が印象的でした。
新ドラマ「妻、小学生になる。」はおすすめ
映画でもこれまで数々の賞を受賞していて、名俳優のひとりと言えるでしょう。柔から剛まで様々な役柄を見事に演じることができる俳優です。
主演の新ドラマ「妻、小学生になる。」で、家族の再生や周囲の登場人物を含めてどのような展開をしていくのか楽しみです。注目の小学生の妻との演技が、感動的でほっこりするのでおすすめします。
公式サイト:https://www.siscompany.com/management/artist.php?id=1
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