椿鬼奴がドラマに出演します。2021年6月5日にスタートする「#コールドゲーム」です。ピン芸人・椿鬼奴として活動しながら、これまでも女優として、ドラマや映画・舞台などで活躍していたことをご存知でしょうか。今回は、椿鬼奴について紐解いてみましょう。
ピン芸人椿鬼奴
ハードなハスキーボイスが特徴的で、ものまね芸や漫談芸で人気となり、コスプレや歌唱などでも楽しませているピン芸人です。
桃井かおりや八代亜紀・森進一・氷川きよし・中森明菜・杏子(BARBEE BOYS)・真矢みき・上沼恵美子・中谷美紀・世良公則・桑田佳祐・ボンジョヴィ・エアロスミスなど、豊富なレパートリーがあります。
奇抜なものまねや芸風の中にも、上品さやピュアな面があり、醸し出す雰囲気がとても魅力的ですね。
「有吉の壁」や「世界の果てまでイッテQ!」などのバラエティ番組や、ものまねの歌番組などで、最近も活躍しています。
波乱万丈な人生で芸人に
椿鬼奴は、1972年4月15日生まれ、49歳(2021年5月現在)です。2015年に約8歳下の後輩芸人・佐藤大(お笑いトリオ・グランジ)と結婚し、話題になりました。結婚後の本名は、佐藤雅代(旧姓は宮崎)です。
東京都渋谷区代官山町の出身で、子供時代は裕福な家庭に育ちました。名門校で中学から高校まで6年間、弓道部で活躍します。「炎の体育会TV」で当時培った腕前を見せていました。
女子大に進学後、バブルが崩壊して家庭環境が一転。アルバイトで生計を立て、なんとか卒業します。フリーターを2年ほどして、友人の父が経営する会社に就職し、OLとなります。
1998年に雑誌で見たことがきっかけで、吉本興業の養成所NSC東京校に、4期生として入りました。同期には、森三中やロバート・インパルスなどがいます。
習い事感覚で、OLとして働きながら、夜間のクラスで学んでいましたが、勤めていた会社が倒産。芸人としてやっていくしかないと考え、1999年にデビューしました。
当初は「金星ゴールドスターズ」というコンビで結果が何年も出ず、下積みが長くありました。「キュートン」の6人ユニットに誘われて参加し、「あらびき団」のネタ番組で、シュールな芸が注目を浴びます。2010年前後から人気を得ていきました。
女優としても活躍
芸人として注目され始めて、女優としても活躍するようになりました。2018年のドラマ「家政夫のミタゾノ」、2019年には「グランメゾン東京」、2020年には「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」などに起用されています。
又吉直樹の原作で脚本監修が話題にもなった、2019年公開の映画「凜-りん-」にも出演しました。
2021年6月5日にスタートするドラマ「#コールドゲーム」(フジテレビ系)に、出演しています。新たな魅力の演技に、注目したいですね。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=731