「天使と悪魔とわたし。」は、小学館・ちゃおにて連載されている人気コミックです。増刊号でおなじみだったこの作品は、好評につき本誌へやってくることに。
中嶋ゆかによる作品となっていますが、今回は最新作「天使と悪魔とわたし。」のあらすじや登場人物など、知っておきたい情報を詳しくお伝えしていきますね。
少女漫画を読んでときめきを感じたい時には、ぜひこのコミックを選んでみてもよいでしょう。
「天使と悪魔とわたし。」のストーリー
主人公・清井天音(きよいあまね)はシスター見習い。過保護に育ち、今まで全く恋を知ることはありませんでした。厳格な父は大切な娘を守るため、男性となるべく関わりを持たせないように徹底してきたのです。
しかし、女学園から共学校へ編入することになった彼女。転校した先には、「神兄弟」と呼ばれる特別な存在が通っていました。
神流星(じんりゅうせい)と神大地(じんだいち)は、それぞれ異なるタイプの男子なのです。しかしどちらもカッコよく、天音が転校してきた学校において大人気。
兄・流星は、いつもニコニコしていて優しい性格の男子です。とても紳士的であり、自分たちを慕ってくる女子生徒に対しても決して厳しい言葉を言ったりはしないのです。
一方、弟・大地はとてもクールな男子。ワイルドでもあり、見知らぬ女子が集まってきた時には、静かにしてほしい、離れてほしいことをストレートに言うことが多い様子です。
この「神兄弟」とひょんなことから少し言葉を交わした天音。男子と話をすること自体がほぼ初めてであり、ふわふわとした不思議な気持ちになっていました。
一方「神兄弟」の二人も、天音が今まで出会った女の子たちとは全く違うことに気づき、次第に気になる存在になってしまいます。そしてもっと知りたい、もっと自分たちのことを知ってほしいと思うようになり…。
「天使と悪魔とわたし。」の登場人物の魅力
「天使と悪魔とわたし。」は、ピュアで可愛らしい主人公と正反対のヒーローたちの対比が楽しい少女漫画。天使と悪魔、そしてシスターというファンタジー的要素までも感じられるあらすじとなっていますが、とても読みやすいことも魅力です。
主人公・清井天音は、今まで男子とやりとりをしたことがほぼないという珍しい女の子。しかしそんな純粋なところがとても可愛らしく、ヒロインの恋をぜひ応援したくなります。
また、天音は他の女の子とは全く違った特徴をいくつも持っているのです。シスター見習いであり、過保護な父からとても慎重に育てられた天音。
「神兄弟」とやりとりをするうえでもすぐに揺らいだり、なびいたりすることはなく、驚くべき返答でかわすことができるのです。
読者としては流星と大地、正反対の魅力を持った男子に振り回されるようなところもあるはずなのですが、天音は作中においてその逆をいっています。
校内で大人気の「神兄弟」を振り回すような形でやりとりをする姿は、恋愛経験がないにもかかわらずとても余裕があるもの。
それぞれの掛け合いがギャグ漫画のようであり、程よいラブコメディ作品に仕上がっていることが見てとれるでしょう。
天使と悪魔どちらを選ぶ?
「天使と悪魔とわたし。」のコミックは、理解しやすく楽しく読みやすい構成になっているといえます。登場人物が比較的少ないことも特徴ではあるのですが、それぞれのキャラクター設定がとてもしっかりしているので、読んでいるうえで感情移入しやすいと感じる人も多いでしょう。
いつも爽やかに笑いかけてくれる兄・流星。フェミニストでもあり、安心して頼ることができる男子です。一方、ツンケンした態度が目立つ弟・大地。
男らしいタイプですが、たまに照れる姿が可愛らしいのです。それぞれの特徴や魅力をよく理解して読み進めることで、作品をより楽しむことができるでしょう。
小学館 公式ページ:https://www.shogakukan.co.jp/books/09871554
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