田中将大の楽天復帰のニュースに驚きと同時に、歓喜した人は多いでしょう。楽天ファンのみならず、たくさんの国民からマー君として愛される人柄の良さが、人気の理由でもあります。東北楽天ゴールデンイーグルスへ復帰の田中将大投手について振り返ってみましょう。
2013年の偉業はすごい
田中将大投手は、1988年11月1日生まれ、兵庫県伊丹市の出身です。少年野球では捕手で4番、坂本勇人選手(巨人)とバッテリーを組んでいたことはとても有名ですね。
中学から投手も始め、高校の途中まで捕手と両方を務める器用さ、野球センスがあります。駒大苫小牧高時代に、早稲田実業・斎藤佑樹投手との投げ合いは、甲子園の名場面として永遠に語り継がれるでしょう。
2006年にドラフト1位指名を受け、楽天で2007年から2013年までの7年間プレーしました。野村監督や星野監督との数々の名シーンはとても印象深く、改めて両名監督のことを思い出した人も多いでしょう。
2013年シーズンの24連勝・0敗は、今後破られない偉業といえる記録の一つかもしれません。日本でのシーズンは、2012年から2013年まで28連勝しています。2021年に復帰して、記録がどのようにして伸びるのかも楽しみですね。
公式サイト:https://www.rakuteneagles.jp/team/player/detail/2021_18.html
素直な思いの復帰会見
ニューヨーク・ヤンキースでエース格として7年間、世界一の名球団のプレッシャーは計り知れなかったことでしょう。FAを取得し、世界の不安定な情勢の中、悩んだ末8年ぶりの楽天復帰・日本球界復帰に感慨深いものがあります。
1月30日の復帰会見もヤンキースへの素直な思いを語りつつ、東北や仙台への熱い変わらぬ思いに、漢気や感動を覚え、改めて人柄の良さが実感できました。
東日本大震災から10年が経過した被災地への寄り添った気持ち、東京オリンピックに出て金メダルを目指し、日本国民のために戦いたい思いも素直に語っていて、とても好感が持てます。
エース背番号「18番」を7年間空けていて、田中投手の復帰を快く決断した球団の温かさも感じられます。YouTubeチャンネル「マー君チャンネル 田中将大」が、1月30日に配信開始されました。今後の配信がとても楽しみです。
アルバム「田中将大」
アルバム「田中将大」が発売されることをご存知でしょうか。2021年2月24日にリリースされる「ももいろクローバーZ」のニューアルバムです。
田中将大が大ファンで交流があり、応援ソングとして贈ってきた歴代の曲が収録されています。田中投手の楽天復帰を待っていたかのようなアルバム「田中将大」は、今後注目を集めそうです。
2021年シーズンの新たな応援ソングとして、どんな曲が採用されるのかも注目したいですね。