SEKAI NO OWARI「ROBO」の歌詞の意味とドラマとの関連性に迫る!
- 2023/9/8
- 音楽
- ROBO, SEKAI NO OWARI, 意味, 歌詞
公開日 2023年9月8日 最終更新日 2023年10月16日
SEKAI NO OWARI「ROBO」の歌詞の意味については、ドラマの主題歌でもあるためとても注目されています。
魅力的な世界観により、いつも素晴らしい楽曲を届けてくれるSEKAI NO OWARI。では今回はSEKAI NO OWARI「ROBO」の歌詞の意味と、ドラマとの関連性について詳しくお伝えしていきましょう。
ドラマの主題歌として
SEKAI NO OWARI「ROBO」は、テレビ朝日系7月クール火曜9時ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』の主題歌として書き下ろされた作品です。
このドラマは、ある事情から執行官という世界に飛び込んだ主人公が様々な事件や人々に関わりながら、人生のリスタートを手助けしていく内容に。
執行官という職業をテーマに描かれている、ポップなドラマです。主人公の女性を伊藤沙莉が演じています。織田裕二との凸凹バディも見どころに。そして中島健人をはじめとした魅力的なキャストとの関わりについても、とても興味深いですね。
「ROBO」の歌詞の意味について
自分はまるで動かなくなったロボット、そんな目をしていると感じるのです。ハートは既に錆びてしまったみたい。
腕をだらんとして座り込んでいるのです。胸でいつも動いていた、モーターはもう冷えてしまっているのでしょう。
操作や処理を取り消すためにボタンを押すのです。でも戻っても思い出せるものは、制御できない負のループでしかない。
大切な人と過ごした日々、でも鳴り響くのはエラーの音だけ。電源まで落ちてしまった…。でもここに確かに愛があったと振り返る気持ちがあるのです。
錆びてしまったハートでも、動いてくれるように感じるのです。冷えた胸でもあたためられる。頭の中のノイズなんて消してしまおう。
なぜならもう分かっているのです。自分が誰を抱きしめたいのかということを。壊れてしまいそうなぐらいに分かっていること。
幸せを感じられるシステム、これについては大切な人がいないと起動することができないものでしょう。ポンコツになってしまったように感じているのです。
まるで視力検査のように、欠けているところだけを指で刺している。そんな世界にいる中で、皆はどうして壊れずにいられるのだろう。
取り消しボタンを押して戻って思い出した、これは本音に乗っているノイズ。そしていびつな自分のヘルプサイン。
こんな古いセンサーでは、気付くことさえできなかったのです。大切な人の出してくれたシグナルにさえ。
錆びたハートでもきっと動くはず。センサーをさぁ取り替えよう。愛なんてきっとノイズだらけのもの。なぜなら何を大事にしたいのか、既に分かっているから。壊れてしまうぐらいに、強く分かっていることなのです。
望んでいなくても再生されてしまう、自分たちの素晴らしい記憶たち。止めたくても止められないものなのです。
涙が溢れてくるのを感じて、体温が上がってくるのでしょう。錆びたハートが動き出して、冷えた胸があたたまっていくのです。
そして両目には涙が溢れている状態に。なぜならもう理解しているから、自分がどこへ向かえばいいのかについて。
壊れてしまうぐらいに、気付いていることがあるのです。オンボロのロボット、それでも進んでいこうとしているのでしょう。
自分がどうなりたいのかについて
まるでロボットのように自分が動かなくなってしまうことも。この時にどうすればいいのか、そしてどこに向かえばいいのか…。
本当は進む方向が分かっていても、思うように進まない時があるかもしれません。ドラマの登場人物を思いながら書かれた歌詞とメロディ、そこにはドラマの世界をより魅力的にさせる要素が多く含まれているのです。
自分自身を客観視することができれば、動くべき方向が見つかり少しずつでも進める可能性があるでしょう。
そう思わせてくれる、とてもポップな中に切なさや優しさを感じさせてくれる魅力溢れる曲になっていると感じます。
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