公開日 2020年2月18日 最終更新日 2020年7月5日
恋わずらいのエリーの10巻には、既にお付き合いしているキャラクターたちも出てきますので、安心して読むことができる内容でもあります。
少しずつ距離を縮めていき、両想いの幸せを実感している二人。1巻からどのような変化を遂げてきたのか、しっかりとチェックしたくなる作品だといえるでしょう。
今回は恋わずらいのエリーの10巻の魅力や、全体のあらすじ、そして予想される今後の展開についてお伝えしていきますね。
恋わずらいのエリーの作品内容
同級生の近江章(おうみあきら)は、優しく爽やかなカッコいい男子。そして主人公の市村恵莉子(いちむらえりこ)は、少し遠くから彼を見つめています。
恵莉子の願いは近江くんの目に映ることでも、彼とお付き合いすることでもありません。SNSで妄想を呟き、自分にとって適した「イケメンの楽しみ方」をし続けるのが、恵莉子の至福の時。
冴えないけれど幸せな高校生活を送っている彼女ですが、ある時近江くんのクールな姿を知り、ショックを受けてしまいます。
そのうえ彼にスマホを見られ、恵莉子が妄想家であることを知られてしまいました。お互いの本性を把握し合った二人は、1巻の時点から気の置けない関係だったといえるかもしれません。
しかし本格的に恋愛関係になるまでには時間がかかり、2巻、3巻とストーリーが進んでいくにつれて、読者のドキドキも高まっていったことでしょう。
この漫画に興味を持ちやすい人の特徴
恋わずらいのエリーは、見た目も性格も正反対の二人が繰り広げるラブコメディーが好きな人にお勧め。
似たタイプの男女の恋愛漫画より「でこぼこコンビ」といわれるような二人が出てくるコミックのほうが、実際多く発売されているものです。
それは登場人物の魅力も感じる場面が多く、読者からの人気も高いためでしょう。特に恋わずらいのエリーは10巻を読んでみると「タイプが違うからこそ楽しく話をしたり、毎回のスキンシップでとてもドキドキしたりするんだろうなあ」と、羨ましく感じるケースもあります。
また校内で人気のあるイケメンと交際したい願望がある人や、そんな男子の本性を知ってみたいという勇気のある人も、このコミックに対して興味を持つのです。
今後の展開が気になる!
恋わずらいのエリーの10巻以降、どのような展開が起こっていくのでしょうか。最新刊では恵莉子の友人・三崎紗羅(みさきさら)と、彼女の幼なじみ・高城礼雄(たかぎれお)が、恋人らしい雰囲気になりつつある状態。
ですが礼雄の同級生・アヤカが礼雄に好意を寄せていることが発覚し、三角関係になっているのです。紗羅と礼雄はお互いを大切に想っているのですが、気持ちを正式に伝え合うことができていないために、今のところ恋人関係ではありません。
しかし10巻以降では本音を打ち明けて、さらに親密な関係へとステップアップするはず。両者がこれまで温めてきた気持ちを、それぞれがしっかりと受け止めることが期待できます。
そして二人の主人公・近江くんと恵莉子の今後の恋愛模様についても、とても気になりますね。読み手がキュンとしてしまうような場面は、これからも増えていくこと間違いなしです。