「恋して♡悪役プリンセス!」のあらすじについて!異世界転生系の少女コミック
- 2021/7/3
- 漫画
- 恋して悪役プリンセス
「恋して♡悪役プリンセス!」は、ちゃおコミックスとして発売されている注目の少女漫画。作者の辻永ひつじは「キラッとプリ☆チャン」「プリパラ」などの公式ファンブック版コミックでもおなじみです。
今作は異世界転生系の作品のようですが、そのあらすじやキャラクター設定などについて、詳しくお伝えしていきましょう。
あらすじは?
主人公・加賀美令夢(かがみれむ)は、本を読むことが大好きな中学二年生。綺麗な顔立ちをしているので、男子からも女子からも好感を持たれているのですが、一人が好きだと勘違いされ、なかなか友人ができずにいます。
中学校に転校してきた初日、同級生の女の子から一緒に帰らないかと誘われた時、早々に失敗してしまったことを今でも悔やんでいるのです。
そんな彼女は、羽川莉空(はねかわりく)という男子に片想い中。好きなのに素直になれないことが悩みで、せっかく親切に声をかけてくれても「さわらないで」と返してしまうなど、思った通りの返事ができません。
そこで令夢は、お気に入りの小説・ハピネスプリンセスの登場人物のように、とびきりの素直さと勇気が欲しいと祈念しました。現れたのは「ユニッコ」と名乗る謎のマスコット。
令夢をハピネスプリンセスにしてくれると言うものの、突然の衝撃の後、目覚めた頃には、悪役プリンセス「レム姫」となっていたのです。
小説「ハピプリ」で王子と両想いになるのは彼女ではなく、貧しい花売りの娘・ローズ。このままでは、レム姫こと令夢は、きちんと幸せを掴むことができないのでしょうか。
このコミックの注目ポイント
ヒロインが異世界に転生する「恋して♡悪役プリンセス!」。タイトル通り、主人公の令夢が転生したのは、王子に見初められる純朴な娘ではなく、財産目当てで王子に近づく悪役の姫でした。
ツーサイドアップスタイルの巻き髪がよく似合う、華やかなドレスをまとったレム姫。転生前、中学校の仲間たちからも「令夢姫」というあだ名で呼ばれていたので、あまり代わり映えはしません。
しかしそう思っていたのも最初の頃だけで、しばらく城で生活してみると、驚きや不思議の連続です。王国のため、隣国のリク王子との婚約を成し遂げなければならないのですが、当のリク王子はあまり乗り気でないことが特徴。
現実世界の莉空君はもっと優しく、令夢にも気さくに話しかけてくれるので、まるで別人のようです。そんな中でも二人は結婚することになるのか、さらに「ハピプリ」の作中でメインヒロインとなるはずのローズとは、今後どのような関係性を築いていくのか。
また令夢にとっての大切な現実世界はどうなってしまうのかも、「恋して♡悪役プリンセス!」を読むにあたって見逃せないポイントです。
あどけない雰囲気のキュートな作風も!
「恋して♡悪役プリンセス!」に登場するキャラクターは、瞳が大きく愛らしい雰囲気であることが特徴です。もちろんヒロイン・令夢も、女の子らしい見た目に加えて服装やアクセサリーもおしゃれで、プリンセスに憧れる読み手にとってはまさに理想の存在でしょう。
彼女は悪役プリンセスですが、もとの人格や価値観は一般的な女子中学生そのものなので、王国で上手くやっていけない場面も。そういう姿を作中で見るからこそ、令夢を応援したくなる人が多いと考えられます。
小学館 公式ページ:https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784098714179