「きみの横顔を見ていた」の4巻は急展開!次巻はいつ発売される?
- 2024/11/19
- 漫画
- 4巻, きみの横顔を見ていた
公開日 2024年11月19日 最終更新日 2024年11月19日
「きみの横顔を見ていた」の4巻が今年夏季に発売されてから大いに話題を呼んでいます。本作は、複雑に絡まり合う恋愛模様と、恋に悩む学生たちの心の機微を細やかに描いた青春群像劇です。
では今回は、そんな「きみの横顔を見ていた」のストーリーや第4巻での展開、そして次巻にあたる第5巻の発売情報について詳しくご紹介していきましょう。
4人の高校生が主人公の青春の物語
「きみの横顔を見ていた」は、2022年4月より講談社・別冊フレンドにて連載されている恋愛漫画です。作者は、「ふたりのテーブル」「サイレント・キス」「きみはかわいい女の子」などでおなじみのいちのへ瑠美先生。
2024年、最新作である「きみの横顔を見ていた」が第48回 講談社漫画賞少女部門を受賞したことで更に話題を呼びました。本作は、共学高校で繰り広げられる四角関係の恋愛を描いた物語。
主人公の一人である女の子は、ごく平凡なタイプで、自分は恋愛には縁遠いと思っていました。そしてそんな彼女には、とても可愛らしく大人しい親友がいました。
その親友に見合う男子はどんな人か、イメージを膨らませながら過ごす日々。そんなある日、相手役に適任と考えていた男子から話しかけられ、恋と友情が急速に進展します。
一方通行の恋愛感情が何本もの線となって絡まり合い、結末が見えない、切なくもハラハラするラブストーリーです。
「きみの横顔を見ていた」のストーリー
主人公・森光(もりひかり)は、高校1年生の女の子。自分ではどこを取っても平凡なタイプと思っていて、自分が恋愛をするというよりも可愛い親友の恋模様を妄想する日々を送っていました。
その親友は高橋麻里(たかはしまり)といい、光とは小学生の頃から親友同士です。麻里はとても容姿が整っており、雰囲気も柔和なので男性からのアプローチが絶えないのですが、本人は極度の人見知り。
このため急に声をかけられるとビックリしてしまうなど、とても自分から恋愛に飛び込めるようなタイプではなかったのです。そんな麻里にぴったりの相手ではないかと光がイメージするのは、同じクラスの大谷慎太郎(おおたにしんたろう)。
彼は野球部に所属していて、クラスではムードメーカーの役割を務めています。一方で、慎太郎と仲良しの朝霧ひかる(あさぎりひかる)は、外見はとても整っていて女の子たちからモテモテですが、少し軽そうで心配な印象も。
そんなことを考えていたある日、光と麻里が二人きりの教室で昼休みを過ごしていると、突然慎太郎と朝霧が教室に入ってきました。
人見知りの麻里は大慌てで走り去りますが、光は慎太郎が麻里に想いを寄せていることを知るのでした。二人を応援したいと考える光。
ところが、次第に慎太郎のことが気になり始めてしまい…。光の心境の変化、やがて現れる麻里の想い人、そしてミステリアスに見える朝霧の気持ちも明らかになっていきます。
第4巻での展開について
「きみの横顔を見ていた」の3巻では、4人目の主人公・朝霧ひかるのストーリーが急展開となりましたが、4巻でもそれが継続しています。
かつて真剣に取り組んでいた飛込をやめたこと、そして離婚した母親のことなど、様々な葛藤を胸の中にしまい込んで生きてきた朝霧。
ところが、恋愛や友情、部活と、何ごとにも熱心に向かっていく光の姿を見て、心を動かされるのでした。そして自分自身の気持ちと向き合い、思いきった行動を起こすのです。
しかし当の光は、同じクラスの慎太郎に想いを寄せています。そして麻里に好意を寄せていた慎太郎ですが、光の内面を知っていく中で少しずつ心が動いていき…。
麻里は、国語教師で吹奏楽部の顧問である松平(まつだいら)先生に恋愛感情を抱いていることも明らかになっていきます。登場人物それぞれが純粋な愛情を持っていても、なかなか結ばれないもどかしさに心を揺さぶられてしまいます。
毎話切なくときめく物語!第5巻の発売が楽しみ
「きみの横顔を見ていた」は、制作上の都合により2023年3月より休載となっていましたが、2023年10月に連載再開となりました。
連載状況を考慮すると、次巻にあたる第5巻の発売日は2025年2月頃ではないかと予想されています。次巻では、麻里が想いを寄せる教師・松平先生のエピソードが描かれる可能性大と期待が高まっています。恋に友情に努力する彼らの瑞々しい生き様を、ぜひ最終巻まで見守っていきたいですね。
別冊フレンド「きみの横顔を見ていた」公式ページ:https://betsufure.net/comics/1000042183.html
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