神奈月の名前の由来が気になるという人もいるのでは?神奈月は言わずと知れた人気ものまねタレントです。「神奈月と神無月って何か関係性があるのかな?」とふと思ったりしたこともあるかもしれません。
今回は、神奈月にスポットライトを当ててみましょう。
芸名の由来について
響きが同じなので、芸名である「神奈月」を10月の異称である「神無月」と勘違いしている人や、混同してしまっている人も中にはいるかもしれませんね。
神奈月(本名:奥村聡司)は、1965年11月3日生まれ、2022年に57歳になります。岐阜県土岐市の出身です。本名は奥村聡司なので、芸名との関係性は特になさそうです。
神奈月の芸名が誕生したのは29歳の時、1995年の春でした。「ものまねバトル」(日本テレビ系)の第2回に出場が決まり、急遽芸名を付けることに。
ショーパブのステージで下積み時代の先輩芸人・松みのる(松竹梅)が名付け親です。漢字3文字がいいと案を出すことになり、出身地や誕生日などを聞かれ、生まれた11月は「霜月」なのに10月の「神無月」と勘違いして答え、候補になります。他には「五十嵐」や「長良川」が候補に挙がりましたが、「神無月」を選びました。
テレビ局には「神無月」で提出しましたが、最終的には「神奈月」に決定します。「無」を「奈」に変更したのは、生まれが実際は10月ではないことや、タレントとしての縁起を考慮して「神が無い」を避ける意味合いもあったのでしょう。
ものまねの原点は長州力
多彩なものまねレパートリーを持ち、新ネタを次々と開拓し続けている神奈月ですが、ものまねを最初におこなったのは小学生の時でした。プロレスラーとして1974年にデビューした吉田光雄、のちの長州力(1977年に改名)なのです。
長州力のリングネームになる前からものまねしている人はほとんどいないでしょう。まさに神奈月のものまねの原点です。
最近では、長州力とYouTubeチャンネルでコラボするなどしています。45年以上も尊敬してきた憧れの長州力との共演は本当に嬉しいでしょう。
武藤敬司のものまねに込める思い
長州力以外にもたくさんのプロレスラーのものまねレパートリーがありますが、武藤敬司のものまねも代表的なネタです。
破壊王として一世風靡したプロレスラー橋本真也は、神奈月と同じ岐阜県土岐市の出身で同じ歳です。別々の高校でしたがともに柔道部という共通点も。後に自宅のパーティに呼ばれるなど親交がありました。
武藤敬司のものまねを似ているからやり続けた方が良いと後押ししてくれたのが橋本真也でした。ウケるようになるまで何年も掛かりましたが、神奈月の代表的なものまねの一つです。
2005年に40歳で急逝した橋本真也への思いも込めて、武藤敬司のものまねを常に大切にしているように感じられます。
ものまねのルーツはコロッケ
2022年8月27日放送の「八方・陣内・方正の黄金列伝SP」(読売テレビ)で、ものまね芸人列伝として特集があり、ゲストの1人として神奈月も出演しました。
神奈月のものまねの話題では、ルーツはものまねレジェンドのコロッケであり、尊敬する存在と紹介されました。
似ているクオリティを追求するよりも、重要視しているのは笑いを生むことです。力技のものまねも多く、デフォルメする形態模写がベースになっています。独自の視点から唯一無二のネタを開発し、人を楽しませようとするスタイルなど、コロッケと共通する大事にしている部分が感じられるでしょう。
神奈月のYouTubeチャンネルもおすすめ
公式YouTubeチャンネル「神奈月のカンチャンネル」は、敬愛する武藤敬司が神奈月をカンちゃんと呼ぶことからカンチャンネルと命名したそうです。
多彩なものまねネタのレパートリーやゲストとのコラボなどが楽しめます。新ネタも続々登場していて、今後もどんな新ネタが飛び出すのか本当に楽しみです。
公式サイト:https://coron-kannazuki.com/
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