星野源の折り合いの歌詞について、その意味に興味を持つ人も多いのではないでしょうか。星野源はいつも、新しい世界を私たちに届けてくれる素晴らしいミュージシャンです。
人柄の良さや才能を感じる曲も多く、今回もとても楽しみですね。では星野源の「折り合い」について詳しくお伝えしていきましょう。
曲の成り立ち
この曲はバナナマンのラジオに星野源が電話出演をした時に、日村勇紀への誕生日プレゼントとして披露したものです。
日村勇紀の誕生日に毎年曲をプレゼントしてきた星野源。昨年で10年ということから、一区切りとしていました。
でもこのような外出自粛の時代でもあることから、自分で打ち込みによるトラック制作からボーカル録音までをして制作をしたのです。
そしてラジオにて放送された後にリクエストが多数届き、ついに配信リリースされることになりました。
歌詞の意味について
ラブソングとして、とても微笑ましい曲です。大切な人から着信がきて、そこには叱るような言葉が。隠し事をしたのがばれたとしたら、謝り方を考えなければ…と曲の中の主人公は少し焦っているのです。
二人を客観的に見てみると、それなりに平和だと感じるのでしょう。可愛いと思えるような危機感とそうではない方を、胸に抱きしめながら日々を過ごしているのです。
愛しているとはっきり言えるほど、大切な相手なのでしょう。いつも探しているというのは、何なのでしょうか。
それは折り合いなのです。他人のようで、そうではない。かといって身内でもない。不思議な関係の二人だから、折り合いを探さなければいけない時もあるのでしょう。
家族のように感じる時もある、だから折り合いを見つけて一緒に生きていきたいと感じているのです。
相手を怒らせてしまった日でも、誕生日は来てお祝いをすることに。このような日々が続いていくのでしょう。
素直に謝るということ、これは普段通りなのです。でも慣れてしまったわけではなく、当然だと思っているわけでもないのです。
とにかく雰囲気を良くしようとする気持ちがあるのでしょう。でもテレビを観ていても、楽しいとは思えない。
それよりも、大切な君と喧嘩をしている方が幸せなのです。
謝らなければいけないのは、隠れてラーメンを食べたことでもあるのです。とてもホンワカしたエピソードから来ている歌詞です。
このまま二人はどこに向かうのでしょうか。お互いにぶつかるような時もあるかもしれません。でも空は晴れて風が髪を撫でていくのです。
家の中でも道の上でも、一緒にいると空は晴れて風が心も撫でてくれるのです。だからこそこれからも、折り合いを探していこうと思っているのでしょう。
このような日々を送っていくためにも。愛する大切な君と、家族のように過ごしていくためには、必要なことだと思っているのです。
星野源の表現力は素晴らしい!
この曲を聴くと、日常の何でもないような出来事でも楽しく微笑ましく思えてきます。でも実はとても大切なものですよね。
守っていくためには、折り合いも必要に。これについて教えてくれる曲でもあるのです。