公開日 2020年6月8日 最終更新日 2020年7月3日
宇多田ヒカルのTimeの歌詞の意味を知ることで、曲の中から何かを得られる可能性があります。音楽にはそのような力がありますよね。
この曲は宇多田ヒカルが「時」について綴っているものです。そこにはどのような意味が込められているのかについて、一緒に見ていきましょう。
ドラマの主題歌
宇多田ヒカルのTimeは、連続ドラマの主題歌として書き下ろされたものです。このため、主人公である明智五郎と主婦マリアの対決に寄り添った内容に。
ドラマの内容を知り、曲と重ね合わせてみるのもよいですね。でもそれ以外にも曲の中で感じるものはあるはずです。この曲はただのラブソングではない…と思う可能性があるのです。
歌詞の意味について
彼氏や家族には言えない、でもあなたにだけは言えると思える相手がいるのです。その人がいつも色々なことを聞いてくれたから、孤独だと感じた時も過酷かもしれない運命でも耐えてこられた、必要な存在なのでしょう。
雨は必ず降りやむと思っていても、なかなかやんでくれないと思い悲しくなる日も。でもこれに対して泣いてしまう曲の中の「私」を、笑わせることができるのは、大切な存在であるあなただけなのです。
とても近すぎたからこそ、言えなかった好きという言う言葉。時を戻す呪文を胸に抱えながら、今日も歩んでいくのです。
恋愛という枠は、時に苦しくなる時もあるでしょう。そんな枠に収まるような二人ではないと思う自分がいるのです。
とても好きだと思っていた人にフラれてしまったあなた。でも慰められるのは私だけだということが、とても幸せだと感じるのです。
でも抱きしめていたいと思っていた、好きな気持ちがとても大きいのでしょう。時を戻す呪文を、いつも胸で唱えているのです。
本当はずっと聞きたいと思っていた、でもそれでができなかったのです。なぜできなかったのか、それは誰を守るための嘘だったのでしょう。
チャンスがあったけれど、逃してしまった自分。与えられたものは思っていたよりも大きいのです。
こぼした水はグラスにはもう返ることはできない。出会えた頃の二人に教えたい、あの頃よりも今の二人が魅力的なことを。
失ってから気づくのは、残念なことかもしれない。そう伝えたい思いがあるのです。時を戻す呪文をあげるから、気づいてほしいと。
もう戻らないかもしれない、二人でいた時間。過去を憂いながら今を生きているのでしょう。
宇多田ヒカルの素晴らしい魅力
宇多田ヒカルの楽曲は、スッと心に入ってくるものが多いですね。それは歌詞の意味をしっかりと心に入れてから、私たちに届けてくれているから。
そして表現力も素晴らしいですよね。これからもずっと、宇多田ヒカルの歌声を聴いていきたいです。