「文豪ストレイドッグス」の最新刊は何巻?歴史に基づいて繰り広げられる異能力バトル
- 2024/6/9
- 漫画
- 文豪ストレイドッグス, 最新刊
公開日 2024年6月9日 最終更新日 2024年6月9日
「文豪ストレイドッグス」の最新刊の展開や人気の秘訣が気になるという人は多いでしょう。こちらは、KADOKAWA・ヤングエースにて2013年より連載されている異能力バトルアクションコミックです。
原作・原案を朝霧カフカ先生が、作画を春河35先生が担当しています。太宰治、芥川龍之介など、言わずと知れた文豪たちがキャラクター化され、作品やペンネームにちなんだ異能力を用いて戦う物語です。
そこで今回は、そんな「文豪ストレイドッグス」の概要や魅力などについて詳しくご紹介していきましょう。
「文豪ストレイドッグス」のストーリー
「文豪ストレイドッグス」は、「文スト」の愛称で親しまれる大人気コミックです。「全国書店員が選んだおすすめコミック2014」にランクインしており、2024年6月にはシリーズ累計発行部数1,400万部を突破しました。
スピンオフ作品や小説作品、TVアニメや劇場アニメなども制作されており、とても人気の高いメディアミックス作品であることがわかります。
主人公・中島敦(なかじまあつし)は、孤児院を追放されてヨコハマの街を放浪していました。食べるものも寝るところもなく彷徨っていたところ、偶然立ち止まった鶴見川で男性が流されているのを発見して救出します。
彼は、異能集団・武装探偵社に所属する太宰治(だざいおさむ)。その後、太宰の同僚である国木田独歩(くにきだどっぽ)と合流し、お腹を空かせた敦にお茶漬けをご馳走するために3人で定食屋に向かいます。
定食屋での会話で、探偵社一同が「人食い虎」を探していることを知った敦は動揺します。かつて彼がいた孤児院は、白い虎によって畑や鶏小屋が荒らされて経営困難に陥り、口減らしのために追い出されてしまったのでした。
「人食い虎」を知っている敦に、捜索に協力してもらいたいと提案する太宰。虎の出現を倉庫で待つものの、月の光を浴びた瞬間に白い虎へと姿を変えたのは、なんと敦だったのです。
彼の持つ異能力は「月下獣」。狂暴な虎を目の前にした太宰は、異能を無効化する異能力「人間失格」を用いて敦を元の姿に戻します。そして敦は、武装探偵社の社員として迎えられることになり…。
「文豪ストレイドッグス」の最新刊は何巻?
「文豪ストレイドッグス」の最新刊にあたる第25巻は、2024年6月4日(火)に発売されました。TVアニメで描かれたエピソードをなぞる形で、繊細かつ大胆な描写を伴い印象的なシーンが表現されています。
地下組織の盗賊団「死の家の鼠」の頭目であるフョードル・ドストエフスキーの異能力がついに明らかになると共に、福地桜痴(ふくちおうち)と福沢諭吉(ふくざわゆきち)の運命の決闘も描かれます。
探偵社は乗っ取られてしまうのか、壮大な事件の結末はいかようなものなのでしょうか。巻末まで読み終えても尚胸騒ぎが止まない、次巻の展開がとても気になる仕上がりとなっています。
文学や歴史の世界に触れることができる作品
「文豪ストレイドッグス」は、ダイナミックなバトルシーンが大きな魅力といえるでしょう。登場する文豪たちの作品に関連した異能力を用いて、疾走感と重厚感を併せ持つ壮大な戦いに臨む様子が表現されています。
また、文豪同士の人間模様は実際の歴史に基づいていることも特徴です。文学作品や歴史に興味がある人なら、学びを深めるきっかけにもなる珠玉の作品なので、ぜひ注目してみましょう。
また、アニメーションもとても美麗と評判なので、原作コミックと併せてTVアニメや劇場アニメなどもチェックしてみてくださいね。
KADOKAWA「文豪ストレイドッグス」公式ページ:https://promo.kadokawa.co.jp/bungo/
TVアニメ「文豪ストレイドッグス」公式HP:http://bungo-stray-dogs.jp/
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