公開日 2023年11月25日 最終更新日 2023年11月25日
「アオのハコ」の最新刊が気になるという人は多いでしょう。こちらは集英社・週刊少年ジャンプにて連載されている学園物語で、スポーツや恋愛といった要素が強くなっています。
作者は「青空ラバー」「先生、好きです。」などでおなじみの三浦糀先生。学園における人間模様や他者との触れ合いにより成長するキャラクターの様子が鮮明に描かれています。
そこで今回は、そんな三浦先生の代表作にもなっている「アオのハコ」の概要やストーリーについて詳しくご紹介していきましょう。
「アオのハコ」のストーリー
「アオのハコ」は、集英社・週刊少年ジャンプにて読み切り作品として2020年に掲載されました。その後、2021年4月より連載開始となり、2023年10月時点で単行本の累計発行部数は270万部を突破しているとのことです。
主人公・猪股大喜(いのまたたいき)は、栄明中学高等学校に通う中学3年生の男子。中高一貫のスポーツ強豪校であるこの学校で、大喜は男子バドミントン部に所属していました。
ところが3年生になり、中学校の部活動を引退後、高校のバドミントン部の練習に参加させてもらうようになったとのことです。毎朝の自主練習でいつも一番に体育館に来ているのは、女子バスケットボール部の鹿野千夏(かのちなつ)。
彼女は高校1年生で、大喜にとって憧れの存在なのです。できることなら結婚したいほど強い愛情を持っているのですが、千夏先輩はバスケットボール部の次期エースであり、人柄やスター性も認められている人気の選手。
このため釣り合うわけがないと、友人の笠原匡(かさはらきょう)から厳しい指摘をされてしまいました。ところが、前向きで努力家な大喜は諦めることなく、少しずつでも距離を縮めていこうと意気込むのです。
接点はそれほどなかった二人。しかし体育館で偶然会う機会が重なり、バスケットボールの「1on1」をしたりスポーツへの思いを共有したりと、着実に親しくなってきて…。
ところがその後、大喜が想像さえしなかったことの連続で、生活が大きく変わってしまうのです。
スポーツを通して結びつく二人の日々
「アオのハコ」のタイトルが表すものは、「青春が詰まった体育館」とのことです。青春を「アオ」とし、登場人物にとって特別な場所を「ハコ」としている作者独自の発想がとても素敵です。
こちらの作品は、タイトルからも連想される通り青春真っ只中の学生が部活動を通して恋愛に踏み出すことが特徴。様々な思いを抱えながらも、憧れの人の笑顔や言葉、いきいきとした姿に元気づけられ、貴重な日々がますます輝くものとなっていきます。
主人公・猪股大喜は、中高一貫のスポーツ強豪校に通う男子生徒です。物語開始時点では中学3年生ですが、やがて高校生に。男子バドミントン部に所属しており、自主練習のために毎朝早くに体育館にやってくる真面目な選手です。
そんな彼が密かに想いを寄せているのは、1学年上の女子生徒・鹿野千夏。女子バスケットボール部の次期エースであり、雑誌などに取り上げられるほどの注目選手なのです。
笑顔が可愛らしく朗らかな彼女は人当たりもよく、多くの人から慕われています。そんな二人ですが、実は母親同士が親友であり、学生時代はバスケットボール部でチームメイトだったとのこと。
衝撃の事実を母から聞いた大喜は、さらに鹿野家の海外転勤が決まったことを知り胸騒ぎがして…。
TVアニメ化が決定!
「アオのハコ」の第13巻が2023年12月4日(月)に発売される予定です。同年11月時点での最新刊にあたる第12巻は、2023年10月4日(水)に発売されました。
第1巻では、鹿野家の海外転勤がいたのですが、実は大喜にとっては避けられない早とちりだったようです。家族は海外で暮らすものの、自分は知り合いの家に住まわせてもらうとのこと。
そしてその知り合いというのが千夏先輩の母親の親友で、なんと大喜の母親。よって、千夏先輩は大喜とひとつ屋根の下で暮らすこととなり…。また、2023年11月に「アオのハコ」はTVアニメ化が決定しました。放送日時は未発表ではありますが、とても喜ばしいニュースであり、公式ホームページをチェックしながら続報を待ち侘びたくなりますね。
週刊少年ジャンプ 公式ページ:https://www.shonenjump.com/j/rensai/aonohako.html
TVアニメ 公式HP:https://aonohako-anime.com/
☆こちらの記事もチェック!
>>>「魔法のリノベ」はコミックも面白く根強い人気!待望の第6巻が発売へ