公開日 2023年1月26日 最終更新日 2023年6月16日
Aimer「escalate」の歌詞の意味については、アニメのOPテーマでもあることから、とても興味深いですね。
21枚目のシングルとして、3月にリリースが予定されています。では今回はAimer「escalate」の歌詞の意味、そしてアニメとどのように関連しているのかについても一緒に見ていきましょう。
アニメについて
Aimer「escalate」は1月クールアニメ『NieR:Automata Ver1.1a』のOPテーマです。アニメのあらすじとしては、突然地球に飛来してきたエイリアンと彼らが生み出した機械生命体により人類は危機的状況に。
月に逃げた僅かな人々は、地球を奪還するためにアンドロイドの兵士を用います。しかし増殖し続ける機械生命体の前に膠着状態になるのです。
最終手段として、新型のアンドロイド・ヨルハ部隊を地球に派遣します。新しく派遣された2Bは先行調査員の9Sと合流して任務にあたることに。しかしその中で、様々な現象に遭遇することになるのです。
シングルについて
今作のシングルには『NieR:Automata Ver1.1a』のEDテーマを担当する、アーティスト・amazarashiのカバー楽曲「命にふさわしい」が収録されています。
更にもう1曲、1月からTVやWEB CMが放映開始しているJRAブランドCM「今日、わたしの物語が走ります。」のために書き下ろされたCMソング「crossovers」が収録。
初回生産限定盤と通常盤には「escalate -Instrumental-」、期間生産限定盤には「escalate -TV ver.-」をそれぞれ収録したうえでリリースされるため、こちらについて是非チェックしたいですね。
「escalate」の歌詞の意味について
痛みや悲しみについて歌うのは誰なのでしょうか。鏡の向こうのことと繕いながら、ただ見つめていたのです。
痛みが繰り返す、でも未だ見ていない憧れがそこにあるのでしょう。罪の重さ、これが自分を押さえつけるのです。どんなに足掻いたとしても。
落ちていくのは未来なのでしょうか。まるで像に向かって祈っているような思い。不安の足音と全ての絶望を感じるのです。
虚無が追いかけてくるような状態。どうか信じたい未来へと、巻き戻してほしいと願っているのでしょう。
ゆるせない思いが少しずつ拡大をしていくのです。誰かを必要としていると感じながらも、目を伏せてしまう。
でも太古に祈ってそして折れて、また繋いでいくのでしょう。何度も何度もそれは螺旋のように感じるもの。
なぜこの状態のままなのでしょうか。捨てきれないものがあるのです。仮初かもしれない、でも確かな希望かもしれないその存在。
真実を探しても明日がないように思うのです。醒めない夢たちについて既に悟ったつもりでいたけれど、本当は探していたのでしょう。
同じビジョンが繰り返されているのです。崩壊してしまうように思う楽園の存在。なんとかしたいと思い、抗ったその結末。
痛みを感じているから、どうか逃がしてほしい。信じあえる世界に書き換えることが今ならきっとできるから。
染まることができずに拡大していくのです。でも天空を駆け抜けたい。名前がほしい、どうか名前を付けてほしいと声を絞り出すのです。
そしていつも嵐のような出来事。まだ抗うしかないのでしょうか。そして瞼に焼き付くこの情景は続くのでしょうか。
光なのかそれとも残骸なのか、影が揺れているのを感じるのです。誰かを必要としている中、目を伏せているのです。
そして太古に向かい祈り、折れてはまた繋いでいくのでしょう。なぜこの状態でいるしかないのでしょうか。そこには捨てきれないものがあるのです。仮初めもしくは確かな希望かもしれない。そう感じながら触れようとしているのです。
アニメの世界とのリンクについて
人類のために精一杯動いている、命なきアンドロイドの思いが曲の中に綴られていると感じます。
切なくそしてやるせない思いがある中で、自分の使命を果たそうとしているのでしょう。声なき声が表現されているのです。
アニメの世界とリンクしていると感じるので、この曲と共にアニメの世界を堪能していきたいですね。
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