公開日 2024年3月29日 最終更新日 2024年3月29日
「サンダー3」の最新刊は何巻なのか、どういった物語なのか気になっている人は多いでしょう。こちらは池田祐輝先生の連載デビュー作品であり、講談社・月刊少年マガジンにて2022年から連載されています。
niconicoとダ・ヴィンチ(KADOKAWA)が創設したマンガ賞「次にくるマンガ大賞 2022」にて、第1話が雑誌に掲載された時点でノミネートするという異例の話題作。
さらに、宝島社が発表した「このマンガがすごい! 2024」では、「オトコ編」の部門で第4位を獲得しています。そこで今回は、そんな「サンダー3」の最新刊の展開やストーリーについて詳しくご紹介していきましょう。
「サンダー3」のストーリー
主人公・手塚ぴょんたろう(てづかぴょんたろう)は、中学生の男子です。実直でありながらも、時折無鉄砲な行動をとり周囲を困惑させることがあります。
両隣の家には友人たちが住んでおり、彼らといつも行動を共にして他愛のない話をしています。ある日、3人は担任教師・ドクの家へ遊びに行くことに。
車に乗せてもらいドクの部屋へ行くと、しばらくTVゲームで遊んでいました。その後、ぴょんたろうは不思議なディスクを発見し、何のゲームかとドクに質問します。
ところがそれはゲームではなく、雑誌の通販で購入した「異次元と繋がるディスク」とのことでした。なんと8万円もしたようです。中身は何なのかと興味津々の3人。
しかしゲーム機のPS5でなければ起動しないとのことで、ぴょんたろうはディスクを借りて家にあるPS5で再生します。その場にいたのは、ぴょんたろうと友人たち、そして妹のふたばとペットの犬。
TVに映ったリアルな自然風景は、やがて現実世界と融合するように彼らを不思議な感覚にさせます。モニターからはトンボが出てきて、現実世界で飛び回ります。
トンボはすぐにモニターの向こうの世界へと帰っていきますが、妹のふたばとペットの犬は、トンボを追いかけてTVの中に入り込んでしまいました。
奇想天外な世界へ迷い込んでしまった妹たちを救い出すため、ぴょんたろうたち3人もモニターの世界に入ることになり…。
作画のギャップに驚く!
「サンダー3」の最新刊は、2024年3月時点で第5巻にあたります。ぴょんたろう率いる3人の中学生、通称「スモール3」は、現実世界からマルチバースに飛ばされた末に異星人と対峙することに。
ぴょんたろうの妹・ふたばが異星人に捕らわれてしまったことから、彼女を救い出すためにマルチバース内の地球人と協力するようになります。
このように2つの世界を行き来するのが「サンダー3」という作品の特徴。さらにそれぞれの場面で作画が大きく異なり、そのギャップに衝撃を受けた人は多かったはずです。
現実世界でのシーンはコミック風の作画で描かれているのに対し、異世界でのシーンは洗練されたリアルな作画になっています。また、ぴょんたろうたちがやってきた世界は異星人に支配されており、誰も異星人に歯向かうことはできません。
ところが、ぴょんたろうたちには異星人の攻撃は全く効き目がなく、むしろ巨大な異星人たちを軽々と投げ飛ばすことが可能。その意外性と爽快感の虜になったファンは多く、今後ますます注目される作品になることが期待できます。
意外性に呆気にとられるストーリー
「サンダー3」の最新刊である第5巻は、2023年12月15日(金)に発売されました。そして次巻にあたる第6巻は、2024年5月16日(木)に発売される予定です。
読み手も共感できる平和な日常からスタートする物語。ところが、主人公たちは突如として異世界の渦に巻き込まれていきます。さらに見た目までも変わり果ててしまうのでした。
とても懐いている可愛い妹・ふたばを救い出すことはできるのか、そして「異世界と繋がるディスク」の真実とは一体何だったのでしょうか。今後の展開に注目していきましょう。
公式HP:https://gmaga.co/c/thunder3/
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