公開日 2023年12月7日 最終更新日 2023年12月7日
あいみょん「あのね」の歌詞の意味については、アニメーション映画の主題歌でもあるため、深く知っておきたい思いがありますよね。
どのような世界観になっているのかもとても興味深いです。では今回は、あいみょん「あのね」の歌詞の意味、そして映画の主題歌としての魅力についても詳しく見ていきましょう。
主題歌となる映画について
あいみょん「あのね」は映画『窓ぎわのトットちゃん』の主題歌です。この映画は黒柳徹子の自伝的物語をアニメーション映画化した作品。
メロディからも、あいみょんがこの曲をとても大事に紡ぎ出したことが伝わってきます。映画のストーリーについては、トットちゃんが落ち着きのないことを理由に、小学校を退学になってしまいます。
そして新しく通うことになったトモエ学園の校長先生は、出会ったばかりのトットちゃんに、優しく語りかけるのです。トットちゃんの元気いっぱいで、全てが初めての日々が始まっていきます。
小説について
黒柳徹子が自身の幼少期を描いた自伝的小説「窓ぎわのトットちゃん」。現在までに全世界累計2500万部を超えて、20以上の言語で翻訳がされています。
世界中で愛されているベストセラーとなったこの作品が、ついにアニメーションとして初の映画化をされることになったのはとても嬉しいですね。
「あのね」の歌詞の意味について
さよならと言う口癖は、誰譲りのものなのか気になるのです。会うたびに少し寂しさを感じるから。
手を振るだけで、まるで消えてしまうように思うのでしょう。自分が描きすぎているだけかもしれない、でも自分の描く明るい明日には君もいるのです。
ガラスの烏の背中に自分がまたがっている、そして笑顔の君と天使がいる。昨日には無かったものだからこそ、見せてあげたいのです。会いたい気持ちで溢れているのでしょう。
寝癖のある君を見ていると、その方が何だか生きているように感じる自分がいるのです。幼い顔つきで怒る君の口の形も、とても愛おしく思えるのです。
孤独を映している影や歩幅に対しては、スピードを取り戻してあげたくなるのでしょう。潰れそうな何かを持っているのなら、後ろから抱きしめたいのです。許されるまで、とても強く。
ありがとうという台詞は、不安も過る不思議な気持ちになるのです。素敵な言葉だと教わっていたはずなのに…。なぜか大切な存在が消えてしまいそうに思うのでしょう。
あの水たまりを越えることができたのなら、きっとこれからも会うことができる。許されない願い事がこの世にあるなんて、信じたくない思いがあるのでしょう。
つま先立って沈まないようにしたい、それなのになぜかとても君が遠いのです。伸びていく影が少しだけ震えて、何かを言おうとしていたように感じたのでしょう。
通り雨は君の涙さえも私に見せてくれなかったのかもしれない。漂う予感に対して惑わされてしまいたくないのです。
信じている思いがある、君の言う矛盾に隠れている本当の気持ちに対して。気付いているのです。もうすでに気付いているから。
寝癖がある君の方が、何だか生きていると感じられるのです。まだ幼い顔つきで怒っている君の口の形さえも愛おしく感じるのでしょう。
孤独を映す影や歩幅には、スピードを取り戻してあげたい気持ちになるのです。潰れそうな何かを持っているとしたら、後ろから抱きしめるから。許されるまでずっと強く。
優しさと温かさを感じる素敵な曲に
小さな感情に対して寄り添いながら、近くにいようとする思いが伝わってくる曲になっています。映画の世界とのリンクについても、とても素晴らしいですね。
優しく温かい曲なので、心を癒してくれると感じます。自分も大切な人を見守っていたい、そして大切な人から見守られたいような気持ちになる人は多いでしょう。映画の世界と共に、大切に聴いていきたい曲ですね。
☆こちらの曲も聴いてみてくださいね!
>>>大泉洋「あの空に立つ塔のように」の歌詞の意味と曲から感じるメッセージ