Mrs. GREEN APPLE「Soranji」の歌詞の意味と映画との関連性について
- 2022/12/6
- 音楽
- Mrs. GREEN APPLE, Soranji
公開日 2022年12月6日 最終更新日 2023年6月16日
Mrs. GREEN APPLE「Soranji」の歌詞の意味については、映画の主題歌として書き下ろされた曲でもあるため、深く内容について把握しておきたいですね。
では今回はMrs. GREEN APPLE「Soranji」の歌詞の意味、そして映画との関連性などについても詳しくお伝えしていきましょう。
映画について
Mrs. GREEN APPLE「Soranji」は、諳(そら)んじるという言葉を表したものです。諳んじるというのは「何も見ないで言えるように覚える」「暗記する」などの意味を持つ言葉。
Mrs. GREEN APPLE「Soranji」が主題歌となっているのは、映画『ラーゲリーより愛を込めて』です。
曲を最初に書き上げた時には、あえて映画の映像を観たり台本を読んだりしなかったそうです。
「誰かを強く思う気持ち」を題材にして、深く自分と向き合うことで紡ぎ出した曲になっていると言えるでしょう。
大森元貴のコメントについて
Mrs. GREEN APPLEのボーカル大森元貴は「Soranji」について、そして映画へのコメントと合わせてどのように語っているのでしょうか。
人との繋がりや愛とは、そして信じ抜くことの尊さや難しさをあたらめて教えてくれて確認をすることができた映画だと話しています。
だからこそ「Soranji」は、生きる事への探求や深淵に触れるような感覚で制作ができたそうです。
それぞれの人が自身で歩んできた人生に対して、必ずどこかでリンクができるそして寄り添える作品を作れたという思いを持っているのです。そして一人でも多くの人にこの映画、この曲が届くことを願っていると話しています。
Soranjiの歌詞の意味について
大切な人に会いたい、そのために生まれてきたのです。だから今、伝えたいことがあるのです。
一日の始まりが来る、宝物を探そうとするのでしょう。でも本当はすぐそばにあるのに、このことに対して忘れてしまうのです。新しいものを探してしまう時もあるはずです。
でも本当は既に持っている可能性もあるでしょう。でもいつのまにか迷いや戸惑いを感じながら生きているのです。
思い出を歩いてきた証、それを教えてくれるのがこの傷なのです。当然のように前に進んでいく周りの人たちに対してついていこう、そう思いながら努力をしているのでしょう。
汚れながらも泳いでいくこの日々の中で、よくここまで来ることができたと感じるのです。大切に抱えてきたのは、きっと誰かを想う気持ちなのでしょう。
消えてはいないと感じるのです。小さな希望を何とか信じたい、そして信じてほしい思いがあるのです。
裏切られるようなことがあったとしても、大切にしているものが壊れるような時があっても。何とか日々を生きて、生き抜いてほしいのです。
あり得ないくらいに、そしてキリがないと感じるぐらい、無駄がないほどに私たちはとても尊い存在なのです。
寂しさを忘れさせてくれるように、雪さえもいつか溶けていくでしょう。そして鳥の群れは飛び立っていくのです。寒さに凍え、小さくなりながらも生きていきたい。
ゆらゆらとした中で産声が聞こえてくるのです。繰り返し訪れる春、大事にしながら語り継いでほしい。
まだ伝えられていないと感じる、今日の分の愛情を。未来でもきっと届けられるように願っているのです。
この世が終わる日、この時に明日の予定を立ててみたい思い。そんなふうにして生きていこうとしているのです。
あり得ない、そしてキリがないと感じるくらいに私たちはとても尊い存在なのです。踏み締めている大地に対して、重なってくるのは皮肉な言葉。あり得ない、そしてキリがないのです。
まだ消してはいないのです、小さな希望を。だから迷わずにどうか信じてほしい思いがあるのでしょう。
暗闇が続いたとしても、大切な人を探していたいのです。だからどうか生きていてほしいのです。
あり得ない、そしてキリがないほどに驚くような世界の中膝を抱えている時も。誰もがどこかにきっと弱さを持っているのでしょう。
でも無駄なんてないほど、尊い存在なのです。一歩ずつ進んでいけばそれでいいのです。何気ないと感じる今日、でもただ愛していってほしい。
芯がもし傷ついて苦しいと感じたとしても、明日に向かって花を咲かすことはできるのです。だからどうか繋いでいってほしいという願いがあるのでしょう。
日常と重ねながら
日々をどう生きていくのか、これについては自分の中で決められる時もあるかもしれません。そして全ての存在は尊く、とても素晴らしいものだと思えれば素晴らしいことでしょう。
そして大切な存在と共に歩めたとしたら、愛情を届けられるのならきっと今日という日は輝くものになるはずです。
でもこう思いながらも、叶わない日もあるかもしれません。このような時でも諦めたくない、続けていきたいと感じているのでしょう。
この曲を通して映画の世界観を知ることもできます。そして映画を観た後にこの曲を聴くと、また違った感覚になることができるでしょう。
自分の中で大切にしたい思いや存在、これに対して忘れずに今後も歩んでいこうと思わせてくれる曲になっています。
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