公開日 2019年7月17日 最終更新日 2021年9月28日
三匹荒野を行くという映画を、ご覧になったことはありますか。
ペット好きから絶賛される名作で、もし私の犬や猫がこんな目に遭ったらどうするだろう?と、観た人は頭をよぎったはず。
「三匹荒野を行く」という映画は、何度観ても心が熱くなる素晴らしい作品です。
小説をディズニーが映画化した作品
「三匹荒野を行く」という映画は、シーラ・バーンフォードの同名小説をディズニーがライブアクション化した作品。
三匹の動物たちが400kmという長い距離を旅して、飼い主のところに戻るというストーリーです。
たまにニュースでこのような話を聞くことがありますが、ペット好きにとってもし突然いなくなったら?という不安は、常に頭にあることでしょう。
映画が製作されたのは1963年。1993年にディズニーが新バージョンとして、リメイク作品を公開しています。
主役三匹をご紹介!
タイトルからもわかるように、主役となるのは三匹の動物たちです。ラブラドールのルーアは、リーダーのような存在でとても勇敢。
11歳で動きが少し鈍い、左目が見えないブルテリアのボジャー。そして綺麗なサファイア色の目をした、シャムネコのテーオの三匹です。
しかしペット好きの人たちが気になるのは、なぜ飼い主と離れてしまったのか?という点ではありませんか。
この映画の舞台になるのは、カナダのオンタリオ州。飼い主一家が都合で家を空けるために、友人の家に三匹を預けたことから冒険が始まります。
預かっている人が鴨狩りで三週間旅行をしている間に、自分たちの家が恋しくなり自宅から400km離れた場所から旅を始めるのです。
過酷な旅でも最後はハッピーエンド
「三匹荒野を行く」は、映画の作品内でナレーターが話すだけで、三匹の主役は吹き替えによるセリフは一切ありません。
カナダの美しい自然の中を旅する三匹は、クマとの闘いや川に落ちておぼれそうになる仲間を助けるなど、様々な困難を乗り越えてみごと飼い主が待つ家に到着します。
もし大切な愛犬や猫と別れてしまったら、この映画みたいにいつか家に戻ってほしいと思うのは誰でも同じでしょう。
動物は人間にはない特別な感覚があり、自分で家を見つける才能があるといわれています。離れ離れになったペットたちが、へとへとになって帰ってきたらと思うと、涙が止まりませんね。
ペット好きの人にオススメの映画です!
「三匹荒野を行く」はクラシック映画ですが、
いつ観てもペット好きの人たちの心を温めてくれるよい作品です。
もしうちの犬がこんなことになったら大丈夫かな?と、
つい主役たちに置き換えて考えてしまうでしょう。