Level Up Future

「であいもん」のアニメが放送開始となり、改めてこの作品に興味を持つようになった、あるいは初めて知ったという人も多いですよね。

こちらの作品は、「PON!とキマイラ」「PANGAEA パンゲア」「京洛れぎおん」などでおなじみの浅野りんによるコミックが原作。

浅野りんは京都府京都市中京区の出身とのことで、「であいもん」の内容にも深い関わりがありそうです。今回はそんな浅野りんの話題作「であいもん」のアニメについて、魅力的なストーリーや登場人物を詳しくご紹介していきましょう。

 

「であいもん」とはどういう意味？

「であいもん」という作品があると知った時、まずタイトルの意味について把握してみたいと感じた人も多いかもしれません。

あまり聞きなじみのない言葉ではあるのですが、「であいもん」というのは京言葉で「食材同士が合わさることで互いのよさを引き出す、取り合わせのよい食べ物」のことを指しています。

「出会い物」「出合い物」というようにいわれることもあるようですが、基本的には同じ時季に出回る相性のよい食材を調理すること、そしてそれがとても美味しく仕上がることを表しているのです。

京都には伝統的な文化が多く受け継がれているようなイメージがありますが、「であいもん」のアニメも京都にある和菓子屋が舞台となっています。

具体的にはどのようなストーリーなのか、詳しくお伝えしていきますね。

「であいもん」のアニメの内容について

主人公・納野和（いりのなごむ）は、前向きなところが持ち味の男性。大学を卒業したのち、実家の和菓子屋「緑松（りょくしょう）」を出て上京し、バンド活動をしながら暮らしていました。

しかしそのバンドの解散が決まり落ち込んでいたところ、和のもとに一通の手紙が届きます。その内容は、父が入院したというもの。

そこで和は、店を継ぐ決心をして10年ぶりに実家へ戻りました。父曰く、跡継ぎはすでにいたようです。それでも和は「緑松」で見習いとして修業を始めることにして、日々奮闘していくのです。

和が東京で生活していた間に「緑松」の看板娘として働いていたのは、雪平一果（ゆきひらいつか）という人物。1年ほど前から納野家に居候している10歳の女の子で、和の父からは「緑松」の跡継ぎとして早くも認められています。

一果自身も、一度実家と店を捨てた和を敵視していて、そんな和に跡継ぎの座を譲りたくはないと考えているようです。和菓子を愛する心、後世に受け継いでいきたいという熱意の他にも、複雑な人間模様も描かれている「であいもん」。

和と一果の関係性だけではなく、他の登場人物についても詳しく知っていきたいですね。

 

「であいもん」の登場人物

主人公・納野和は、お調子者であり前向きな性格が魅力の人物です。大学を卒業してから10年以上経っていて、もう立派な大人ではあるのですが、少年のような純粋さも持ち合わせています。

ノリと勢いで行動してしまうような場面もあり、周囲からは心配されることもあるのです。そんな和には、一人前のミュージシャンになることを夢見て上京した過去がありました。

ずっと頑張り続けてきたのですが、やむを得ない理由でバンドを解散することになってしまい、意気消沈する和。そんな時、実家から届いた手紙より父の入院を知らされます。

和は店を継ぎたい思いで実家へ帰るものの、納野家の居候兼看板娘の雪平一果と衝突してしまうのです。まだ10歳の少女であるにもかかわらず素晴らしい仕事ぶりで、和の父・平伍（へいご）からも跡継ぎとして認められるほど。

一方和の母・富紀（ふき）は、大人に頼ることに慣れていない一果を案じ、和が親代わりになるよう促しています。「であいもん」のアニメには、和菓子屋「緑松」で働いている人物、修行をしている人物が多く登場していますので、それぞれのドラマにクローズアップするのも楽しそうですね。

「緑松」で長年働いているベテランの和菓子職人・巽政（たつみまさ）は、和のことを「坊ちゃん」と呼び可愛がってくれています。さらに富紀と二人で茶房を切り盛りするお鶴さん（おつるさん）、修行中の若い和菓子職人・瀬戸咲季（せとさき）、アルバイトをしている高校生・堀河美弦（ほりかわみつる）、製菓専門学校を卒業したのち「緑松」で修行を始めた私市緋色（きさいちひいろ）などがいます。

そして「であいもん」のストーリーにより大きな影響を与えそうなのが、和が店を継ぐことが理由で別れた元恋人・松風佳乃子（まつかぜかのこ）、そして突然娘を置いて行方をくらました一果の父・雪平巴（ゆきひらともえ）。

それぞれ主要人物にプラスの影響を与えるのか、それとも…。

 

エンディングが気になる…

「であいもん」のアニメはいよいよ急展開が期待できそうですが、和菓子屋「緑松」の仲間たち、そして謎多き人物が登場していますので、ぜひ最終話までに深く知っておきたいところ。

話に引き込まれていきつつも、ほっこりと心温まるような作品になっているため、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

公式HP：https://deaimon.jp/

 

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