シャンプーハットの漫画をご存知でしょうか。大阪をベースにして活動を続け、関西を中心に根強い人気のお笑いコンビ・シャンプーハットは、こいでとてつじのお笑いコンビです。ボケ担当のこいでは、漫画家としても2018年にデビューをしているのです。
シャンプーハットについて紐解いてみましょう。
「パパは漫才師」は家族愛に溢れる
こいでは、以前から絵を趣味としています。独特なタッチの味わい深い絵を番組でも披露して、こいで画伯などと呼ばれることもありました。
2016年にはR-1ぐらんぷりで決勝にも進出するなど、絵は芸風の一部として欠かせないものとなっています。2018年に「パパは漫才師」を小学館から発売して、漫画家デビューを果たしました。
こいでは3人の子供の父で、子供の成長や子育てエピソード、日常の出来事などを書き溜めていた内容をもとに漫画に描いています。ハートフルで家族のほっこりしたエピソードや、クスッと笑える芸人目線のエッセンスが入った漫画で、ほのぼのとしていて家族愛が溢れ、心温まるおすすめの作品です。
漫画制作のアシスタントとして、最近活躍中の人気芸人・蛙亭の中野も協力していることも話題になっていました。
2021年7月に第7巻が発売されました。最終巻であり完結してしまう寂しさがありますが、是非とも次回作の新作漫画も執筆して、発売してほしいですね。
シャンプーハットの経歴について
シャンプーハットは、こいでとてつじのお笑いコンビです。関西の番組でレビュラー出演をたくさん持ち、こいちゃん・てっちゃんの愛称でも親しまれています。
こいで(本名:小出水直樹)は1976年2月1日生まれ、大阪府高槻市の出身で、てつじ(本名:宮田哲児)は1975年8月7日生まれ、大阪府堺市の出身です。
2人の出会いは、高校卒業後に通った歯科技工士専門学校でした。吉本興業の素人参加イベント「ワチャチャライブJr.」への出場をきっかけに結成して、芸人を目指しました。1994年にコンビ名「ナイスフェイス」でデビュー、イケメンの漫才コンビが誕生しました。
養成所のNSCには通わず、オーディションで吉本興業所属となりますが、ブラックマヨネーズや次長課長・チュートリアル徳井・野性爆弾などが同期扱いです。
芸歴25年以上となり、安定感やベテランの域に達しつつある感があります。2020年には第55回上方漫才大賞の大賞を受賞しました。
人生を楽しんでいるふたり
てつじは、食への探求心でも知られ、こだわりのつけ麺店「宮田麺児」をプロデュース。さらに稲作から日本酒づくりにも挑戦するなど、人生を楽しむ姿勢を実践しています。
芸人として売れても大阪に残り、地元や家族を大切にして、お笑いと趣味で人生を楽しんでいる世界観が、シャンプーハットふたりの共通点でもあり、魅力なのでしょう。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=110