渡辺大知の出身や経歴など、気になる人もいるでしょう。7月スタートの新ドラマ「イタイケに恋して」で、トリプル主役のひとりとして主演を務めています。中にはピンとこないという人がいるかもしれませんが、NHK大河ドラマや朝ドラにも出演経験のある俳優でもあります。渡辺大知について紹介しましょう。
ミュージシャンと俳優で活躍
渡辺大知は、1990年8月8日生まれ、30歳(2021年7月現在)です。兵庫県神戸市北区の出身で、六甲山や有馬温泉が近い自然が豊かなところで育ちました。
小学生の頃には、シャーロック・ホームズが好きで短編小説を書き始め、演劇部に入り脚本家を目指したいなどと考えていました。
中学時代には卓球部で、県大会にて準優勝する活躍をしています。音楽の授業でギターに興味を持ち、練習を始めます。
高校1年生の時、同級生に誘われてギター部に入り、1年生の終り頃にバンド「黒猫チェルシー」を結成し、ボーカルを担当します。2008年に音楽番組「音燃え!」に出演し、2ndシーズンの準優勝で注目されました。
2009年に映画「色即ぜねれいしょん」のオーディションで主役に抜擢。俳優デビュー作での演技が評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
高校卒業後上京し、東京造形大学で映画科を専攻し学びながら、バンド活動も継続し、2011年にメジャーデビューも果たしました。
ミュージシャンと俳優として活躍をしながら、なんと映画も製作しています。2015年に公開された映画「モーターズ」では、監督・編集・音楽・脚本・俳優を務め、ぴあフィルムフェスティバルにおいて審査員特別賞を受賞しました。
NHK大河ドラマや朝ドラにも出演
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)では、2011年の「カーネーション」、2015年の「まれ」に出演していて、2022年の「ちむどんどん」にも出演予定が発表されています。
NHK大河ドラマでは、2019年の「いだてん〜東京オリムピック噺〜」で森繁久彌役を演じ、2021年の「青天を衝け」では、第13代将軍・徳川家定役の好演が印象的です。
最近では2021年春のドラマ「桜の塔」にも出演していました。
バンド活動が2018年10月から活動休止中でもあり、俳優としての活動が精力的になっています。
7月の新ドラマで主演
2021年7月1日にスタートした「イタイケに恋して」で、地上波の連続ドラマ初主演を務めています。菊池風磨とアイクぬわらとのトリプル主演です。売れない歌手役で、恋愛トラウマの役柄を演じます。最新話はTVerで無料視聴でき、過去話はHuluで視聴が可能です。
ミュージシャン・俳優・監督・脚本など多彩な才能で、今後の活躍が本当に楽しみですね。
公式サイト:https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/499?ima=0000#/news/0