「夜が明ける」ギヴンは「映画 ギヴン」の劇中歌です。バンドであるギヴンの新曲として配信されました。
今回はこの曲の歌詞の意味、そして映画との関係性についてお伝えしていきましょう。
バンドについて
このバンドは映画に登場する劇中バンドです。原作者のキヅナツキがプロデュースしているアーティスト。
この「夜が明ける」はバンド全ての楽曲の作詞や作曲、そして編曲やサウンドプロデュースと、映画の主題歌を担当するセンチミリメンタルが書き下ろした作品なのです。
歌詞の意味について
眠れない夜をどのように過ごせばよいのでしょうか。それでも必ず夜は明けるのです。これを眺めている曲の中の主人公。
日々は特に変わらずに、いつもと同じ白い壁があるのです。でもここに対して、朝日が差し込んできます。同時に時が刻まれていくのを感じるのでしょう。
大切な人と一緒に過ごしたあの季節。ここから少しずつ、自分だけが遠くなっていくように感じるのです。
このように思うぐらいなら、いっそこのまま夜の中を彷徨い続けたいと思う気持ちがあるのでしょう。
眠れない、でも夜は明けていくのを誰もがきっと知っているのです。変わることや終わってしまうこと、そして始まることもあります。
一つ分かる確かな事実、これは大切な人がいなくても自分が日々を過ごしていけるというもの。
でもこれを感じると、とても悲しくなるのです。夜が明けるのを感じながら、様々な思いが心を過るのでしょう。
春には咲く、でも秋には枯れてしまう。こう感じると切なくなってしまいますよね。でもこれが分かっていても、何度もまた芽をだすのです。
これで終わりというわけでもなく、これまでしかないということもないのです。これから始まるものがたくさんあると、自分でも感じているのでしょう。
確かに繋いでいた手。それなのに離れてしまう時がくるのです。もし行き場を失う思いがあり、これに対して泣き叫ぶような時があっても、きっといつかは泣くのをやめるのでしょう。
長い夜だからこそ、人は光の存在を知ることができるのです。こう思うと怖いと思うことがあっても、日々を歩んでいけるのでしょう。もうすぐ夜が明けるのです。きっとすぐに。
大切な思いを感じる曲
夜に眠れないと、世界に自分がたった一人でいるような気持ちになる時がありますよね。でもこのような夜も、必ず明けるのです。
きっとすぐに、朝日を感じることができるようになるでしょう。この時に一人ではないと気付くことも、きっとできるはず。これを教えてくれる曲でもあるでしょう。