公開日 2020年1月4日 最終更新日 2020年7月5日
子年(ねずみ年)の2020年が幕を開けました。「ねずみ」と聞くと、チョロチョロとすばしっこい落ち着かないイメージもありますが、ねずみの仲間の「カピバラ」は少し違いますよね。
のんびりとしておとなしく、ぽっちゃりとしていてとても癒されると、子供から大人まで親しまれて人気があります。
最初のカピバラブームが来た2008年から12年後、ねずみ年の今年はより一層カピバラが脚光を浴びるのではないでしょうか。それではカピバラについて、改めて紹介していきましょう。
カピバラさんは癒しのキャラクター
カピバラといえば、人気キャラクターの「カピバラさん」。カピバラブーム誕生のきっかけとなったと言ってもよいでしょう。
紙の端に書いていた落書きから誕生したカピバラさんは、今年で15周年を迎えます。景品として採用されたクレーンゲームから徐々に人気が出て、様々なアイテムやグッズに展開されるようになりました。
カピバラさんオフィシャルショップの「キュルッとショップ」も、癒しのグッズがたくさんあって心なごみます。
公式サイト:https://tryworks.jp/
カピバラの特徴
カピバラは、オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)という和名がついていますが、雰囲気は「鬼」という感じとは程遠いですよね。しかしねずみの仲間・げっ歯類で、最大の大きさなのです。
体長130cm以上、体重60kg以上にも成長する個体もいるのです。この大きさから「オニ」という和名がつけられたという説も。ねずみに特徴的なしっぽはなく、ずんぐりとした体とおっとりした顔立ちが特徴的です。
カピバラは草食動物で、南米東部のアマゾン流域や草原などに生息しています。指の間には水かきがあり泳ぎが得意で、水中に長く潜って天敵から身を隠すこともあります。
カピバラに会える場所
10数年前はまだ少なかったカピバラに会える全国の施設は、今では動物園・水族館など110箇所以上にも上り、触れ合って楽しめところもあります。
寒さが苦手なカピバラは温泉が大好きで、温泉に気持ちよくほっこりしている姿がとても癒されて可愛いと人気の園も。この「カピバラ&温泉」の園をいくつかご紹介しましょう。
伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市)は、カピバラ&温泉の元祖として有名な園です。長崎バイオパーク(長崎県西海市)は、自然に近い放し飼いで露天風呂のカピバラを楽しめます。
那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)では、足湯で温まりながら温泉でほっこりするカピバラを見学できます。
カピバラが温泉に浸かった姿が見られるのは、ほとんどが冬だけの企画イベントです。多くの園で企画されていますので、お近くの園にも同様な企画があるかもしれません。癒されること間違いなしなので、是非おすすめいたします。
カピバラカフェも誕生
「カピバランドPUIPUI」は、カピバラとふれあい楽しめるカフェです。人懐っこくてかわいいカピバラを撫でて体温を感じたり、毛の感触を楽しんだり餌をあげたりと、癒しの時間をたっぷりと過ごせます。
公式サイト:https://localplace.jp/t200453060/index.html
住所:神奈川県横浜市都筑区荏田南5-8-13
定休日:月曜・火曜