公開日 2023年1月4日 最終更新日 2023年6月16日
優里「メリーゴーランド」の歌詞の意味については、劇場アニメ映画の主題歌でもあるため興味深いと感じる人は多いですよね。
今回はどのような世界を私たちに届けてくれたのでしょうか。では優里の「メリーゴーランド」の歌詞の意味、そして劇場アニメ映画との関連性などについて詳しくお伝えしていきましょう。
劇場アニメ映画とは
優里の「メリーゴーランド」は2022年12月23日公開の劇場アニメ「かがみの孤城」の主題歌です。
「かがみの孤城」は2018年に本屋大賞を史上最多得票にて受賞した作品。9冠に輝く辻村深月のベストセラー小説です。
幅広い世代から熱い支持を集めていて、累計発行部数は現在150万部を突破しました。この作品が劇場アニメ化されたのです。
内容としては学校で居場所をなくして閉じこもっていたら、突然部屋の鏡が光りはじめて城のような不思議な建物に辿り着つくというもの。
そしてそこには似た境遇の7人が集められていたのです。これにはどのような理由があるのでしょうか。全てが明らかになる時、驚きと感動に包まれるはずです。
MVについて
「メリーゴーランド」のMVの監督は、優里の代表曲「ドライフラワー」などの映像を手掛けたエリザベス宮地が担当しています。
映画「かがみの孤城」の主人公・こころの声優である當真あみが、MVに出演しているのです。温かくそして切ない青春ストーリーが描かれているので、こちらについても是非チェックしておきたいですね。
「メリーゴーランド」の歌詞の意味について
好きになるというのは、どういうことなのかを考えてみたのです。それは新しい自分に会ったり、好きと言葉にできないことだったり。
大切な人の幸せの中に自分がいない、でもそれを受け入れてしまえたのならそれも愛情かもしれません。
一人でバスタブの中、涙していたのです。とても辛い、でも大切な人に会いたい。愛しているという言葉を、自分は何度言葉にしたのでしょうか。
でもどうして今自分の近くには、誰もいないのかと寂しくなるのです。愛しているという言葉を耳にしてきた自分だとしても、寂しさだけが胸に残っているのでしょう。
好きになるのはどんなことなのかと考えてみるのです。それは大切な人が泣いていたら、近くいなければと思うことでもあるでしょう。
一人で泣いた時に、声や顔そして心を愛せないのです。でも違う場所に生まれていたとしたら、違う自分になれていたのかもしれないと感じる思いも。
もし生まれ変われたとしたら、独りではなくなるかもしれない。会いに行くという言葉を何度伝えてきたのでしょう。でもなぜ今自分の近くに誰もいてくれないのかと寂しく感じるのです。
そして会いに来てと言われた時についても、きっと何度もあったのでしょう。でも後悔だけが胸にずっと残っているのです。
もしあの日やあの瞬間に、我儘を言葉にすることができていたら。そして大切な人の胸で思い切り泣いて、また会えると伝えられていたのなら。
どんなに追いかけたとしても、追いつけないと感じるのです。それはまるでメリーゴーランドのよう。
愛するというのは、こんなにも苦しいものだと思う気持ちがあるのでしょう。でもこのことも含めて全てを愛して、これからも日々を生きていこう。こう思えるほど、大切な人を愛する自分の心があるのです。
心に優しく響く曲に
出会いがあっても別れが訪れると思うと、不安を感じる時がありますよね。でも大切にしたい相手に出会えたとしたら、その気持ちをこれからも忘れずにいたい気持ちも。
これまでの日々を振り返りながら、なぜ独りで後悔をしている自分が今いるのだろうと思う時もあるのです。
でもこういった日々を越えて、きっとまた出会える時が来るはず。様々な出来事を経験するからこそ、人の気持ちが分かる自分になれる可能性があるのかもしれません。
とても心に優しく響く曲なので切なさに浸りながらも、きっとこれからも歩んでいけると感じられるでしょう。
☆こちらの曲も聴いてみてくださいね!
>>>YOASOBI「祝福」の歌詞の意味とアニメとの関連性について迫る!