ゆるキャラグランプリが2020年の今年、最後の開催になることをご存じでしょうか。全国各地には「ゆるキャラ」が、たくさん誕生しました。
子供たちを始め、みんなを元気づけ、地域の活性化に貢献するため主に「ご当地キャラ」として頑張っています。ゆるキャラグランプリが今年で終了するのは寂しいですが、今回はゆるキャラについて振り返ってみましょう。
公式サイト:https://www.yurugp.jp/jp/
ゆるキャラの歴史
ゆるキャラの歴史は、1980年代頃からのマスコットキャラクターが起源とされます。2000年に漫画家のみうらじゅんにより、ゆるいマスコットキャラクターから「ゆるキャラ」という言葉が生まれました。
ゆるキャラブームに大きく貢献し、元祖的存在の「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)は、2006年に彦根城築城400年祭のPRキャラクターとして誕生。
ご当地キャラ博in彦根が、毎年10月に開催されています。ゆるキャラグランプリは、2011年に正式に開催されるようになり、初の栄冠は「くまモン」。
ゆるキャラのカリスマともいうべき、別格の存在感と知名度で、日本のみならず海外でも人気を得ています。
歴代のチャンピオン
歴代のチャンピオンを思い起こしてみましょう。ゆるキャラは、郷土を愛するメッセージ性がコンセプトにあり、ユニークさを持ったゆるさでなごみや癒しを与えてくれます。
激戦を勝ち抜き優勝したゆるキャラ以外にも、素敵なゆるキャラはたくさんいますが、各地で活躍している歴代の優勝ゆるキャラを見ていきましょう。
2019年優勝:アルクマ(長野県)
信州に出没する黄緑色の可愛いクマ。リンゴ以外にも、素敵な被り物をたくさん収集中です。
2018年優勝:カパル(埼玉県志木市・文化スポーツ振興公社)
メモ用紙の落書きから誕生した、河童のカパルの特技はベース演奏。志木市の広報大使です。
2017年優勝:うなりくん(千葉県成田市・観光プロモーション課)
ウナギと飛行機がコラボした鳥のようなうなりくん。うなり星からやって来ました。
2016年優勝:しんじょう君(高知県須崎市)
ニホンカワウソがモチーフのしんじょう君は、名物「鍋焼きラーメン」を頭に乗せています。
2015年優勝:出世大名家康くん(静岡県浜松市)
ウナギのちょんまげに、ピアノ柄のはかま、出世運を授ける能力がある(福)市長です。
2014年優勝:ぐんまちゃん(群馬県)
ゆうまちゃんから改名、ポニーをモチーフにしたぐんまちゃんは群馬県の宣伝部長です。
2013年優勝:さのまる(栃木県佐野市)
佐野ラーメンの器を頭にかぶり、名物のいもフライを刀に見立て腰に差した愛らしい侍。
2012年優勝:いまばりバリィさん(愛媛県今治市)
焼き鳥の街である、今治生まれの黄色いトリです。名産のタオル生地のハラマキをしています。
2011年優勝:くまモン(熊本県)
10周年目を迎える、熊本県の営業部長兼しあわせ部長。いつも寄り添って、元気を与えてくれています。
ゆるキャラグランプリ2020のスケジュール
ゆるキャラグランプリ2020のスケジュールについて紹介しましょう。
エントリー期間: 6月24日締切
投票期間: 7月1日~9月25日
ゆるキャラグランプリ2020 THE FINAL in 岩手(仮):10月3日・4日
最後の栄冠を手にするのは、どのゆるキャラでしょうか。グランプリは今年が最後ですが、今後も各地でゆるキャラたちは活躍し続けるでしょう。