吉川愛は子役時代から活躍していました。演技派の若手女優として注目されている吉川愛ですが、天才子役として評判になっていた時期があったのです。
以前は別の名前で芸能活動をしていたので、最近の活躍だけを知っているという人も多いかもしれません。吉川愛について紐解いてみましょう。
天才子役が芸能界を引退
吉川愛は、1999年10月28日生まれ、東京都葛飾区の出身です。子役時代は、吉川里琴として活動していました。
幼児番組に出演させたいというきっかけで、3歳から芸能事務所に所属します。当初はオーディションに何度も落ち、5歳から活躍が始まります。
2005年に「爽健美茶」のCMに採用されると、ヤマハやマクドナルドなど次々とCMに起用され、ドラマ・映画・雑誌などに活躍の場が広がっていきました。
6歳でドラマに子役デビューします。「山田太郎ものがたり」「ホタルノヒカリ」「オー!マイ・ガール!!」「メイちゃんの執事」「ハガネの女」「ビューティフルレイン」「南くんの恋人〜my little lover」など、数々の作品に出演する人気子役に成長しました。
13歳の時には、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」にも出演しています。天才子役として注目され、将来が楽しみな存在でしたが、16歳の時に芸能界を引退します。
芸能活動が忙しすぎて、学業とのバランスや体調面などがあったのかもしれません。
スカウトされて「吉川愛」で復帰
16歳で芸能界を引退し、日焼けや虫刺されなど、細心の注意を払う日々から解放され、学校のイベントに参加するなど、楽しい高校生活を送っていました。パン屋でのアルバイトも経験します。
現在所属する研音から、以前子役として活躍していたことを全く知らず、スカウトされました。子役として10年以上活躍していた輝きは、スカウトマンの目にも明らかだったのでしょう。
ファンからの復帰の要望や、演技に対しての魅力や意欲を再び感じ始めていたこともあって、17歳で復帰する決断をしました。復帰する際に、芸名を「吉川愛」とします。子役時代は本名だったのかもしれません。
2017年のドラマ「愛してたって、秘密はある。」で復帰し、難役を好演します。
復帰後も大活躍
復帰後も、子役として培った高い演技力が評価され、大活躍を続けています。2018年の映画「虹色デイズ」でヒロインを務め、2020年の「転がるビー玉」では映画初主演。
ドラマでも、2020年に「恋はつづくよどこまでも」や、2021年の連続テレビ小説「おちょやん」に出演しました。ディズニーアニメの「ラーヤと龍の王国」では、主役ラーヤに抜擢されています。
最近の出演作品は?
2021年4月スタートのドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」で主演を務め、「今ここにある危機とぼくの好感度について」にも出演中。7月公開予定の映画「ハニーレモンソーダ」では、ヒロイン役を演じています。
若手女優として、とても演技力があり、さらに飛躍が期待される女優です。
公式サイト:https://www.ken-on.co.jp/artists/yoshikawa/