
公開日 2026年7月10日 最終更新日 2026年7月10日
米津玄師「烏 – Raven」の歌詞の意味についてFIFAワールドカップ2026 のための書き下ろしでもあるため、とても興味深いですね。
では今回は米津玄師「烏 – Raven」の歌詞の意味を詳しくお伝えしていきましょう。
サッカーテーマソングとして
米津玄師「烏 – Raven」は「2026 NHKサッカーテーマ」に書き下ろした楽曲です。「烏 – Raven」のジャケットは、米津玄師の描き下ろし作品。楽曲はFIFAワールドカップ2026 日本代表の初戦・6月15日にあわせてリリースされました。
烏に込められた意味
昔から烏という鳥は、さまざまな意味を持つ存在として描かれてきました。不吉な存在として扱われることもあれば、神の使いとして語られることも。
このためこの楽曲の烏は単なる鳥ではなく、社会から少し離れた場所に立つ存在を表しているのです。
周囲とうまく馴染めなかったり本音を隠して生きていたり。誰かと繋がりたいのに上手く届かない思いもあるでしょう。
そんな孤独や疎外感を抱えた人間の姿が、烏という存在に重ねられている可能性があります。
でも孤独を否定せずに、抱えながら生きていこうとする強さを感じる楽曲にもなっているでしょう。
米津玄師のコメント
米津玄師は「NHKサッカーテーマソングとして『烏』という曲を作りました。長年愛してきたサッカーをテーマに、今この時代に、他でもない自分が作るのなら一体どういう曲がいいだろうか?と思案しながらいろいろ試みた結果、出来上がったのは自分でも拍子抜けするくらい個人的な曲でした」とコメントをしています。
そして「サッカーという大きな構造の中で、前を見据え屹立し続ける人々が、集団であると同時に健やかなる個人でもあってほしいという願いを元にこの曲を作りました。」と綴っているのです。
「烏 – Raven」の歌詞の意味
子供のころに見ていた漫画の世界、それはいつも誰かを守り救うことが何よりも大切だったのです。
自分の幼さも知らずに大口を叩きまくっていたのです。そして滴った血の黒さを今も覚えている自分がいるのでしょう。
星の名前を知るたびに僕たちは大人になったのです。誰にも渡せない秘密が一つずつ増えていったのです。
願うだけ強くなるたび、いつのまにか眠るのが怖くなっていったのでしょう。なぁお前には何が見えているの?
今だけは誰の声も聞こえない場所へ行こうよ。寄せ書きもそっと机にしまい、澄み渡る青い方へと。
僕らは今日ただ一羽の夢見がちな烏になり、光を受けて続くこの道を辿り直していくのでしょう。
不意に物置の奥から見つけた古いカセットがあるのです。直書きされていた名前が消えかけていたのでしょう。
携帯電話の中にまだ残っている写真、それはなぜかそのほとんどが空ばかりだったのです。
人が嫌いなあの子に気づけば子供ができたのです。そして同じ夢を見ていたあいつは心を壊していったのです。
さよならも言えないままあの人はいなくなってしまったのです。なぁそこからは何が見えるの?
子供のころに見た漫画の世界から、誰かの為に生きることを教えてもらったのです。上手く言えない、でも僕が生まれたのは誰かの為ではなかったのです。
紙吹雪を散らそう、さぁあの空席を目掛けて。更地になった公園でひたすら日が暮れるまでずっと。
自分の幼さも知らずに大口叩きまくっていたのです。滴った血の黒さをまだ憶えているのでしょう。
今だけは誰の声も聞こえない場所へいきたいのです。寄せ書きもそっと机にしまって進みわたる青い方へと。
僕らは今日ただ一羽の夢見がちな烏になり、埃まみれで続く路地裏を辿り直していくのです。
なぜ「Crow」ではなく「Raven」?
タイトルの英語表記が「Crow(一般的なカラス)」ではなく「Raven」であることには、複数の意味が重なっています。
日本サッカー日本代表のシンボルである八咫烏(やたがらす)は、英語で「Three-legged Raven」と訳されることが多く、「Raven」はその象徴に直結しているでしょう。
これにより「烏 – Raven」というタイトルは、単なる「カラス」ではなく「神話的な象徴」と「日本代表のシンボルである八咫烏」、そして「夢に向かって羽ばたく個人」という三重の意味を持つタイトルになっているのです。
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