米津玄師の感電の歌詞の意味を知ると、米津玄師が表現したかったものが伝わってくる可能性があります。
今回はこの曲の歌詞の意味と、響いてくる内容について詳しく見ていきましょう。
ドラマの主題歌
この曲は「MIU404」というドラマの主題歌として、書き下ろされた曲です。綾野剛と星野源が共演しています。
機動捜査隊が24時間の中で、事件解決をどのように目指していくのかがこのドラマの主な内容です。
タイムリミットがある中で、二人がどのように行動をしていくのか、それが見どころでもあるでしょう。スリルのある内容のドラマです。
404というのは、二人が乗っている覆面パトカーの「機捜404号車」を意味しています。このドラマの主題歌として、米津玄師はどのような内容の曲を書き下ろしているのでしょうか。その内容について見ていきましょう。
歌詞の意味について
自分自身が今暮らしている環境、これとドラマの中で彼らが巻き込まれていく姿を、合わせた曲になっているのです。
この曲は自分自身が誰も追い付けないくらいの早さで、自分らしく生きていきたいという思いを伝えているのです。
自分らしく生きることは、時に困難な場合があります。それでも自分はありのままに生きるという、強い意思を歌詞から感じるでしょう。
漠然としたやるせない思いが表現されています。こういった中で、行くあてもなく彷徨うのです。
目的としている場所があるわけではなく、現状から離れて楽しい時間を過ごしてみたいと思う気持ちも。
でもこのように思いながらも、確実に曲の中の主人公は自分自身で目的の場所へと向かっているのです。
心の中に確かな思いがあるのかというと、そうではないのです。曖昧な思いもあるのでしょう。今自分のいる世界に対して、別れを告げて追いかけたいものがあるのです。
これについて、周りからはどう思われるのか分からない。でもそんなことはどうでもいいのです。自分がこう生きたいから生きる。
こういった心の強さが、この曲から感じます。自分はこう生きる、そして相手に対してどうしたい?と聞きながらも、返事は必要ないと伝えているのです。
返事は聞くまでもなく、一緒に行くと分かっているということなのか、それともどう思っていようが自分は進むから関係ない思いがあるのか。
色々な要素が含まれている曲ですが、明暗で言うと明を感じる曲です。おそらく米津玄師も、そちらに向かってこの曲を作っているのでしょう。
今までと大きく世界観が変わった?
世界観が変わったように感じる曲です。自分の中で進んでいきたいと思う道が決まっているような、今までの表現とは違っているように感じます。
このため聴いている側としては、やっぱり米津玄師はすごいと心から思うでしょう。