公開日 2024年11月20日 最終更新日 2024年11月20日
wacci「どんな小さな」の歌詞の意味については、ドラマ主題歌でもあることから深く知っておきたいですね。
では今回はwacci「どんな小さな」の歌詞の意味、そしてドラマ主題歌としての魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるドラマとは
wacci「どんな小さな」は、日本テレビ系土ドラ9『放課後カルテ』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。
『放課後カルテ』のあらすじは、産休補助教員として小学校の学校医として赴任してきた医師の牧野。ぶっきらぼうでこわい先生のイメージがあったのです。
でも小学生を取り巻く様々な症状に対して、彼は類稀なる観察力にて見抜き治療をしていきます。
子供たちだけではなく、その家族や教師までも救っていくのです。言葉にできないSOSを見抜き、未来へ向かう子供たちを支えて背中を押してあげるドラマになっているでしょう。
こちらの作品は講談社「BE・LOVE」2011年18号から、2018年11号まで連載されていました。
MVについて
wacci「どんな小さな」のMusic Videoには、伊藤万理華が出演しています。監督は三石直和が務めています。
表向きの自分と心の中の自分、それぞれの表情を2つの画面で同時に演出していく手法をとっていて、テーマは「私と私」です。
とても魅力的な仕上がりになっているので、こちらもぜひチェックしたいですね。
「どんな小さな」の歌詞の意味について
誰かにとっての君は立ち止まっているように見えるかもしれない。でも君の中ではおそらく高い壁を登っているのです。
わかっている、なのにやはり比べてしまう日々が続くのでしょう。悔しさがこぼれ落ちないようにと、窓の向こうを見上げたのです。
認めたくない自分が存在している、それと戦いながら僕らは生きている。強くなりたいという願いを持ち、懸命に生きているのでしょう。
君のどんな小さな一歩だとしても、どんな小さな勇気であっても昨日と少し違う自分をきっと誇ることができるから。
君が選んで歩いた道にしか咲かない花もあるのです。ずっとずっと見守っている、だからどうか笑ってほしい。
仲良しが辛い、優しさが痛いそして正しさに苛立つような時も。これは誰にもあることかもしれない。
誰も悪くないのに、心がひとりでに人を嫌いになっていくのがこわいのです。だから閉じ込めた思いがあるのでしょう。
知られたくない自分を潜ませながら、愛されたいと願って懸命に僕らは生きている。君のどんなに小さな涙でも君のどんな小さな痛みであっても、居場所があり一人じゃないことが伝わるように支えたい。
君が好きになれない君がいても、自分にしか見つけられない愛があるのです。ずっとずっと味方でいる、だからそのままの君でいてほしい。
君のどんな小さなプライドでも、君のどんな小さな強がりであっても、そうすることで守りたいものがある、それに気づきたい。背伸びをして努力をしている姿を、理解したい思いがあるのです。
君の抱え続けた苦しみも拭いきれない悲しみも、無駄なものなんてなかったんだと、きっと笑えるように近くで支えたい。
君のどんな小さな一歩も、どんな小さな勇気でも昨日と少し違う自分を誇れるようになるから。
君が選んで歩いた道にしか、咲くことのない花があるのです。ずっとずっと信じている、だからそのままの君でいて、どうか笑っていてほしいのです。
ドラマとのリンクを感じる曲に
どんな小さなことであっても、それはとても大切なもの。ドラマの中の子供たちだけではなく、彼らを見守る大人たちの心にも響く楽曲になっています。
子供たちに寄り添いながら努力をする人達の思いや行動が、たとえどんな小さなことであっても「無駄なものなどない」と教えてくれているのでしょう。
そのままの君でいてという歌詞は、とても優しく心に届く言葉です。この曲を聴いて、一歩一歩歩んでいこうと思えるのは、心を支えてくれると感じられるからでしょう。
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