杉咲花が朝ドラ「おちょやん」のヒロイン役として、12月14日から登場し好演しています。NHK連続テレビ小説「おちょやん」は、2020年度後期の朝ドラとして、2020年11月30日から放送が始まりました。
ヒロインが成長し、子役からチェンジしての3週目からの本格登場です。注目の若手女優・杉咲花について紹介いたしましょう。
朝ドラ「おちょやん」とは
ドラマの物語はフィクションですが、おちょやんのモデルとなった人物がいます。女優の浪花千栄子(なにわちえこ)さんで、松竹新喜劇・映画・ドラマで活躍し、「大阪のお母さん」と親しまれました。
本名が南口キクノ(なんこうきくの)で、オロナイン軟膏のCMに起用されたという名前に因んだエピソードも。杉咲が演じる役名では竹井千代です。苦労しながらも成長して、愛される女優になっていく姿を演じていきます。
東京育ちの杉咲は、役が決まってから1年かけて大阪弁をみっちり特訓してきました。12月14日から登場して、演技の上手さはさることながら、大阪弁の違和感のなさや、習得ぶりにも称賛が寄せられています。
印象的なCMに出演
杉咲花(すぎさきはな)は、1997年10月2日生まれの23歳(B型)、東京都出身です。杉咲花といえば、2011年からぐっさんこと山口智充と共演していた「Cook Do」(味の素)のCM。
回鍋肉を美味しそうに競って頬張る演技はとても印象的で、記憶に残っている人も多いでしょう。現在は味の素の「ほんだし」のCMに出ていますね。
映画やドラマでの役者・アニメの声優・CMタレントとして、幅広く活躍する演技派若手女優として知られるようになりましたが、子役から活躍しています。
子役時代は梶浦花として活動し、中学生になって憧れの女優・志田未来が所属する研音に移り、杉咲花の芸名に。2016年の朝ドラ「とと姉ちゃん」、2019年の大河ドラマ「いだてん」にも出演し、高い演技力で、お茶の間にも広く知られる女優に成長しました。
第40回日本アカデミー賞で、最優秀助演女優賞や新人俳優賞を受賞するなど、23歳にして多くの受賞歴があります。今後の作品も楽しみです。
公式サイト:https://www.ken-on.co.jp/artists/sugisaki/
両親は著名な音楽家
杉咲花の両親は別れていますが、ふたりとも著名な音楽家の芸能人として知られています。父は木暮武彦でギタリストです。木暮”shake”武彦(通称シャケ)で活動しています。
レベッカの初代リーダーとして礎を築きました。2年ほどでレベッカを離れ、RED WARRIORSを田所豊(ダイヤモンド・ユカイ)らと共に結成して、1980年代後半に活躍しました。
母はチエ カジウラで、歌手や音楽大学のボーカル講師などとして活動しています。アニメ「マクロス7」で登場するロックバンド「Fire Bomber」において、吹き替えのボーカルに採用されます。
1995年には「…だけど ベイビー!!」が、マクロス7のエンディング曲としてヒットしました。特にアニソンファンにとって有名な存在なのです。杉咲花も音楽の才能を受け継いで、歌手としても活躍する日が来るかもしれません。