公開日 2024年7月9日 最終更新日 2024年7月9日
菅田将暉「くじら」の歌詞の意味については、フジテレビ系のアスリート応援ソングでもあるためかなり注目されています。
どのような世界を私たちに届けてくれるのか期待が持てますよね。では今回は菅田将暉 「くじら」の歌詞の意味、そして応援ソングとしての魅力についても詳しくお伝えしていきましょう。
ニューアルバムについて
2024年7月3日(水)に菅田将暉 の3rd ALBUM『SPIN』がリリースされました。その収録曲でもあるのが牧達弥 作詞・作曲「くじら」です。
同曲は7月26日に開幕するオリンピック競技大会「パリオリンピック2024」に向けた、フジテレビ系のアスリート応援ソングでもあるのです。
MVについて
菅田将暉「くじら」のMVを手掛けたのは、気鋭の映像作家のマザーファッ子です。映像には、楽曲を提供したgo!go!vanillas牧達弥(Vo./Gt.)も参加しています。
そして「くじら」の世界観に合わせた衣装に身を包んだ菅田、そして牧とともに楽曲制作を担当した、タイヘイ(Dr.)、showmore井上惇志(Key.)、越智俊介(Ba.)の5人が、青い廃プールで輪になって演奏をする印象的な場面も。
楽曲と映像ともに、ミュージシャン菅田将暉の新たな一面が見られるMVになっているのでぜひこちらについてもチェックしたいですね。
菅田将暉のコメント
菅田将暉はこのMVについて、監督のマザーファッ子さんの色彩感覚が気持ちよく、そこに乗っかっていく衣装ヘアメイクがまた心地よく、楽曲を製作したメンバーの良いムードがそのまま現れていて、その空間自体が夢見たくじらそのものでしたと、コメントをしています。「「くじら」MVお楽しみに。」とも伝えているので魅力溢れる作品であることが伝わってきます。
「くじら」の歌詞の意味について
自分たちは無敵ではなく、そこまでの強さを持ってはいないのです。でも夢中になることができたとしたらそれでいいのかと聞かれたら、それでいいと答えるでしょう。
宇宙の角を見つけるまで、つまり限界まで世界を求めているのです。コンクリートが溶けてしまうような暑さの中でも、行き場のないどうしようもない感情を君も持っているのでしょう。
誰も飲まないでも、口をゆすぐことにはもう慣れたように感じるのです。日が沈む中で大人になった僕たちが見る夢はまだ甘いのだろうか。でも人知れず潜った深海にはまだあったのです。溺れてしまうほど深く、そして人を知るには暗い場所。
一筋の光の中、大切な人と身を寄せているのです。これはまるでくじらのよう。呼吸の跡が残るほど困難で厳しい状況。寒さが身を貫くその前には急いで心身ともに暖をとろう。
怒りの火種に木をくべるかもしくはお湯を沸かして人を癒そうか。怒りの感情はどのように扱うべきなのだろうか。
孤独になった僕たちが見る夢はまだ淡いけれど、人知れず作った大切な秘密の基地はあったのです。狂えるほどに愛し、そして君を想うにはやましいような、一つ屋根の下で笑い合える日々が心にあるのでしょう。
くじらだったとしたら、くじらだったら君を信じるだけでよかったのに。くじらだったらな、くじらだったら…と思うのです。そうすれば家族を守るだけでよかったから。目を閉じたままで。
大人になった僕たちが見る夢はまだ甘いかもしれない。でも人知れず潜った僕の心臓にはまだあったのです。
溺れてしまうほど深く人を知るには暗い、そんな一筋の光の中で君と身を寄せているのでしょう。それはまるでくじらのよう。そしてくじらだったらいいのにと願うのです。
くじらのように生きたいという思い
くじらのように自分だけの世界で生きていけたらいいのかもしれない。そうすれば自分の家族を守るだけで、きっとよかったから。
でもアスリートはたくさんの人の希望を、プレッシャーとして背負っているのです。でもくじら同士で力を合わせることで、勝利に向けて歩んでいくことができるでしょう。
そっと心に寄り添ってくれる曲のようにも感じますよね。このため真っすぐ歩んでいこうと思わせてくれる、メッセージ性の強い曲になっています。
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