SEKAI NO OWARI「琥珀」の歌詞の意味が気になる!映画主題歌としても注目大!
- 2025/3/22
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- SEKAI NO OWARI, 意味, 歌詞, 琥珀

公開日 2025年3月22日 最終更新日 2025年3月22日
SEKAI NO OWARI「琥珀」の歌詞の意味については、映画主題歌でもあるため気になると思う人はとても多いですよね。
セカオワにしか表現できない世界はとても興味深いです。では今回はSEKAI NO OWARI「琥珀」の歌詞の意味、そして映画主題歌としての魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となる映画とは
デビュー15周年を迎えるSEKAI NO OWARI。アニーバーサリー・イヤーのスタートとなる新曲「琥珀」は、2025年3月20日に全国ロードショーされる映画『少年と犬』の主題歌です。
この主題歌を制作するにあたって、オファーを受けた Fukaseの頭には1つの曲が想い浮かんでいました。
これは、SEKAI NO OWARIの活動以前からFukaseの友人であり、新世界リチウムのベーシストでもあった千葉龍太郎がFukaseに聴かせていた楽曲です。その後、千葉龍太郎は事故で他界をしました。
今回SEKAI NO OWARIは、Fukaseの友人が残したそのメロディに新たなメロディを加えて歌詞を書き、「琥珀」を完成させたのです。
「少年と犬」とは
映画『少年と犬』は、小説家・馳星周の直木賞受賞作「少年と犬」を、「ラーゲリより愛を込めて」の瀬々敬久監督が映画化したものです。
様々な事情を抱える人々と1匹の犬が織りなす交流を、短編連作小説としてつづった原作の複数のエピソードをもとに、オリジナル要素を加えて描いています。
『少年と犬』のあらすじとしては、震災から半年後の宮城県仙台市で職を失った青年・和正は、震災で飼い主を亡くした犬の多聞と出会います。
聡明な多聞は和正とその家族にとって大切な存在になります、でも多聞は常に西の方角を気にしていました。
やがて家族を助けるため、危険な仕事に手を染めた和正は事件に巻き込まれることに。その混乱の中で多聞は姿を消してしまうのです。
時が流れ、多聞は滋賀県で暮らす女性・美羽のもとで過ごしていました。悲しい秘密を抱える美羽は、多聞と過ごすことで平和な日常を取り戻していきます。
そんな彼女の前に多聞を追ってきた和正が現れて、2人と1匹の生活が始まるのです。傷ついた人々に寄り添いながら、たった1匹で西を目指して歩く多聞には、ある少年との約束がありました。
「琥珀」の歌詞の意味について
時間を持て余しているのです。そして出逢った意味などについて探しているのでしょう。そんなものにすがるのは人だけだと、誰かが話していたように思うのです。
忘れるわけなどない、なのに忘れることが本当に怖かったのです。私のこの痛みが、まるで君との最後の繋がりのような気がしたのでしょう。
グラスの泡みたいに消えたように見えた、でもちゃんと貴方の心に溶けている。見えなくなっただけで消すことはできないのです。
涙が流れるからには、循環していたものもあるのでしょう。また冬が来てそして春が来るのです。それすら思い通りや自由にはならないと感じるのでしょう。
いつも待っていたのです。ドッキリというものが現れて、私の中の淀んだものが涙になって流れていくのを。
二人で始めたこと今も一人で続けているのです。続けることができているのは、君のお陰だと感じるのでしょう。本当に本当に感謝しているのです。
グラスの泡みたいに消えた、そう見えたとしてもちゃんと貴方の心に溶けている。見えなくなっただけ、だから消すことはできないのでしょう。
Fukase(SEKAI NO OWARI) コメント
「琥珀」について、Fukaseは「この曲は僕の友人との共作です。10年近く前にこの曲のデモを聴かせて貰ってから、誰の手元にもこの音源はなく、僕の頭の中だけに残り続けました。」とコメントをしています。
「まだ完成していなかったこの曲に新しいメロディをつけて琥珀という名前を付けました。」と綴っています。そして映画との関連性については「多聞のように想いを繋げるモノになっていれば幸いです」と話しているのです。
こちらのコメント内容を把握したうえで、この曲を更に深く聴いていきたいですね。
切なくて心に染みる楽曲に
切ない歌詞に加えて、儚い歌声でしっとりと歌い上げられた魅力溢れる楽曲になっています。
このため映画のエンドロールまで、余韻たっぷりに作品の世界に浸ることができるでしょう。
このような魅力的な世界を知ることで、これからの日常を更に充実したものに変えていくことができるのです。
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