「大人はわかってくれない。」の4巻の内容は?タワマンが舞台の青春物語
- 2021/11/16
- 漫画
- 4巻, 大人はわかってくれない
「大人はわかってくれない。」の4巻が発売となり、今改めてストーリーが知りたいと思っている人は多いでしょう。この作品は、「あの日、僕らは…」や「12歳。」シリーズでおなじみのまいた菜穂の最新作。
タワーマンションと私立の中学校が舞台ということで、少しだけ非日常的な物語が読めそうですね。今回は「大人はわかってくれない。」の4巻の内容や、登場人物の魅力などをご紹介していきましょう。
「大人はわかってくれない。」のあらすじ
主人公・小柴紬(こしばつむぎ)は、私立の中学校に合格したばかりの女の子。春から電車通学をしようと思っていた矢先、学校の近くのマンションを所持している親戚のおじさんが海外へ赴任することになったのです。
そのマンションはよくいわれる「タワーマンション」。ジムやプールがついている47階建てで、コンシェルジュが常駐しているという立派な場所です。
おじさんが海外赴任から帰ってくるまでは、そんなタワーマンションを無料で貸してくれるとのこと。とてもありがたい話なのですが、紬の母は平日に会社員として働きながら、土日にはアルバイトをするという生活を送っています。
大変そうな姿を毎日目にしている紬は、「マンションの最上階にピザの配達をしてほしい」という母親のもとへの急な電話に、代わりに対応してあげたいと望みました。
息切れしながら辿り着いた47階では、有馬颯(ありまはやて)とその友人・御園景(みそのけい)と顔を合わせることになります。
これから紬たちのタワーマンション生活はどのように変化していくのでしょうか。
登場人物の魅力について
「大人はわかってくれない。」の主人公・小柴紬は、とても可愛らしく賢い女の子。中学受験に合格したことで、母親と二人でタワーマンションに引っ越してきました。
会社員としての労働だけではなく、土日にピザ屋で働いている母のため、業務を手伝うこともしばしば。
「大人はわかってくれない。」の第一話では、エレベーターやエスカレーターを使うことなく、とても大変な思いで最上階までピザを届けていました。
住んでいる場所は三階で、母親と一緒に幸せな毎日を送っています。そんな紬が出会ったのは、有馬颯という少し口の悪い男の子。
第一印象はとても悪く、なかなか打ち解けられずにいたのですが、ある時に紬を勇気づけてくれるのです。ぶっきらぼうながら優しいところがあるのかもしれないと知り、徐々に惹かれていく紬。
颯が住んでいるのはタワーマンションの最上階、47階であるので、なかなか会う機会は少ないのではないのかと思いきや、実は颯は紬と同じ中学校に通っていました。
しかも同級生とのことで、颯の友人・御園景やその妹・風花(ふうか)らと共に、楽しみいっぱいの青春時代を過ごすのです。
「庶民派」と「セレブ」が恋?
「大人はわかってくれない。」の4巻は、2021年10月26日(火)に発売されました。庶民派の女の子とセレブのヒーローが恋に落ちるとのことで、どのような経緯があるのかがとても気になりますよね。
「大人はわかってくれない。」のヒーロー・有馬颯は、私立中学校を首席入学するほどの秀才。周囲からも一目置かれているようなのですが、口が悪く喧嘩っ早いことから敬遠される場面もあるのです。
そんな中、主人公・紬が彼とどう触れ合っていくのか、ぜひコミック本編をチェックしたいですね。
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