野村周平の出身や経歴などが気になる人もいるでしょう。しばらくドラマなどで演じる姿を見る機会がなく、心配していた人もいるのでは。
中国語がとても堪能で、国際的な感覚の強みも持った稀有な俳優です。若手俳優として活躍する野村周平に、スポットライトを当ててみましょう。
語学やスポーツの特技が凄い
野村周平は、1993年11月14日生まれ、兵庫県神戸市長田区出身です。母が中国系のハーフで、中国語がとても堪能な俳優としても知られています。
中学まで神戸中華同文学校に通っていました。開校当初に犬養毅が名誉校長に就任した歴史ある学校です。中国語で主要な授業がおこなわれ、グローバルな感覚が身に付くと注目されています。中国語が堪能なのは、納得いきますね。
一方、兄の影響で5歳からスノーボードを始め、野球や水泳も習うなど、スポーツ万能です。特にスノーボードは、大会で入賞するなど本格派でした。
俳優にならなかったら、プロ選手として活躍していたかもしれません。実際に兄はプロスノーボーダーとのこと。スケートボードやBMX(自転車競技)の腕前も相当で、特技が趣味レベルではないのです。
芸能界入りのきっかけは父
芸能界入りのきっかけは、高校1年生の時でした。大手芸能事務所のアミューズによるオーディション2009「THE PUSH!マン〜あなたの周りのイケてる子募集〜」です。
他薦による募集でしたが、父が勝手に応募し、書類審査を通過したときに知らされました。得意の中国語で自己紹介するなどして、見事グランプリを獲得しました。吉沢亮も出場していて、特別賞(Right-on賞)でした。
2010年に16歳で俳優デビューしましたが、注目され始めたのは、高校を卒業後でした。2012年のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に出演し話題になりました。
2013年の「35歳の高校生」、2015年の「恋仲」、2016年の「好きな人がいること」、2018年の「結婚相手は抽選で」、2019年の「僕の初恋をキミに捧ぐ」などのドラマで、主演や主要な役を務めます。
映画では「ちはやふる」のシリーズなどが有名ですね。
アメリカに留学していた
スノーボードやスケートボード・BMXを通し、アメリカのストリート文化が好きなこともあり、2019年から2020年にかけて、約1年間アメリカに語学留学をしていました。
しばらく露出が少ないと感じた理由は留学でした。俳優としての幅を広げる目的でもあるでしょう。中国語と英語という語学力も強みとして、国際派俳優としての活躍が、今後期待できますね。
留学から帰国後の出演は?
アメリカから帰国して復帰した作品は、2020年秋のドラマ「DIVER-特殊潜入班-」でした。
2021年1月には「アプリで恋する20の条件」に出演し、4月からは「泣くな研修医」で、研修医役を演じています。スッキリした短髪にして、イメージも一新したような感じもします。リラクゼーションドリンクCHILL OUTのCMにも登場しています。
公式サイト:https://www.amuse.co.jp/artist/A8206/