公開日 2024年3月30日 最終更新日 2024年3月30日
野田洋次郎「なみしぐさ」の歌詞の意味についてはNetflix映画の主題歌でもあるため、深く知っておきたいですね。
RADWIMPSのメンバー(Vo/Gt/Pf)でもある、野田洋次郎の世界に対しても触れてみたい人は多いはず。
では今回は野田洋次郎「なみしぐさ」の歌詞の意味と、Netflix映画の主題歌としての魅力について詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるNetflix映画とは
野田洋次郎「なみしぐさ」が主題歌として書き下ろした作品は、世界独占配信中のNetflix映画『パレード』です。
この映画は旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描く愛の物語。藤井道人監督が長澤まさみを主演に迎えて、この世から旅立った人々からの残された人々への思いをテーマに描いたオリジナルのヒューマンドラマです。
瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤まさみ)は、離ればなれになった息子の良を捜す道中にて、自分がこの世に未練を残したまま亡くなったことを知るのです。
そして美奈子が身を寄せた場所は、想いを残した者たちがとどまる世界でした。美奈子は様々な仲間たちと出会い、彼らと共にその先へと向かうためのパレートを始めるのです。
後半ではナナ(森七菜)がキーパーソンになるので、こちらについてもぜひ注目したいですね。
MVについて
「なみしぐさ」のMVは、長澤まさみ演じる映画の主人公の息子の目線で描かれたアナザー・ストーリーです。
映画のなかで青年期を演じた奥平大兼が出演して、いなくなってしまった母の温もりと面影を追い求め海辺を彷徨う姿が表現されています。
その成長した息子の姿を通して、大切な人を亡くした喪失感を抱きながらも未来へと希望を見出していく姿が描かれています。
別れの先に待つ再会に目を向ける主題歌の歌詞ともリンクしているので、その世界をぜひチェックしたいですね。
「なみしぐさ」の歌詞の意味について
投げやりに晴れてゆくように感じる空に、優しくないねとつぶやいたのです。人は時が過ぎていくというけれど、自分の時は沈むだけのように感じるのでしょう。
君に会うことができるのなら、この海の水でさえも飲み干してみせる。君が笑う声が、私の奥にて聞こえた気がしたのです。
絶対なんて簡単に口にしてはいけない、これについても知っているのです。でも君以外の誰に対してそれを使えと言うのでしょう。
絶対の意味をいつか君に聞かれる時があったのなら、迷わずに言うのはここにある気持ちのこと。
次はどんな二人に生まれようか。恋人それとも無二の友。君とならばどんな二人であっても、生きてみたいそして抱きしめてみたいのです。
私だけが知っている君、でも私が知ることもない君がいつか追い越してしまう時がくるでしょう。この時にもちゃんと笑えますようにと願うのです。
君がこの先にて出逢う恋や絶望の奇跡に対して、見守ることさえ叶わないのです。それだけが悔しいと感じるのでしょう。
絶対なんて簡単に口に出してはいけない、そう知っているけれど君以外の誰に使えばいいのだろう。
絶対をもしもたった一度だけ使うことができるのなら、次もその次も何度でも見つけ出してみせると誓うのです。
絶対の意味をいつか君が知る時が来たとしたら、言葉ひとつなく潰れるくらいに抱き締め合いたい。
永遠なんかの眼には見えないのです。瞬きほど短いお別れがあるのです。君とならどんな二人であっても、生きてみたいそして抱きしめてみたい強い思いがあるのでしょう。
穏やかな時間を感じる曲に
メッセージが心に自然に届く、とても穏やかで静けさを感じられる曲になっています。大切な思いを綴っている歌詞に、共鳴すると思う人も多いでしょう。
自分にとってのかけがえのない存在に向けて、心を込めて伝えたい気持ちがあるのです。この曲を聴きながら、切なさだけではなくこれから歩む道についての思いも感じられるでしょう。
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