宮崎美子はクイズの女王と呼ばれるタレントとして、女優として活躍し続けています。国民的人気となった1980年のCM出演から、変わらぬ笑顔で親しまれ続け、芸能生活40周年を2020年に迎えました。
新たなチャレンジを続ける宮崎美子についてひも解いてみましょう。
1枚のスナップ写真
宮崎美子は、1958年12月11日生まれの熊本県出身です。熊本大学3年生の秋に、週刊朝日の表紙モデルに応募するために送った1枚のスナップ写真が、芸能界入りのきっかけでした。
写真家の巨匠・篠山紀信氏も絶賛の表情が、スナップ写真に収められていました。1980年にカメラのCMに起用されると、社会現象になるほどの大反響を呼びます。
純粋な素朴さと健康美の弾ける笑顔は多くの人を魅了し、一気に国民的人気になります。糸井重里のキャッチコピーとともにCMソングもヒット。人気漫画「The・かぼちゃワイン」のヒロイン・エルは、宮崎美子をイメージして生まれました。
1980年にドラマ「元気です!」にて主演で女優デビューし、翌年には「クイズダービー」のレギュラー解答者にも起用されます。その後、女優とともにクイズ番組をメインにした知的タレントとして、活躍し続けています。
公式サイト:https://www.horipro.co.jp/miyazakiyoshiko/
クイズの女王
クイズの女王と呼ばれることがよくありますが、いつも謙虚でとても好感が持てます。これまでクイズのために特別な勉強をしたことがないそうです。
普段から様々なことに興味を持ってアンテナを張り、取り入れる好奇心と記憶する頭脳をお持ちなのでしょう。漢字だけは猛勉強し、日本漢字能力検定の1級を取得しています。
準1級と1級は対象の漢字が倍増し、格段に難易度が上がるのです。50歳過ぎてのチャレンジで合格するのは本当に凄いですね。
40周年もチャレンジがたくさん
「宮崎美子40周年カレンダー&フォトブックセット」は、40年ぶりの篠山紀信氏によるもので、2020年秋から予約が殺到する衝撃的な話題になりました。
90歳代のご夫婦からも、予約方法の問い合わせがあったようです。それは初めて上京した時に住んだ部屋の管理人様で、「お贈りします」という今でも続いているお互いの関係性が、人柄の良さを物語っているようです。
2020年の紅白歌合戦では審査員にも選ばれました。BABYMETALのファンで、コンサートにも足を運ぶほど好きというコメントにも、ほんわかとしておっとりしたイメージとのキャップがありとても印象的でした。
YouTubeチャンネルやインスタグラムも2020年に開始しました。「よしよし。」という名称の宮崎美子ちゃんねるは、優しくチャーミングな魅力で癒されるコンテンツです。企画でボルダリングやコスプレ歌唱など、いろいろなことにチャレンジを続けています。