公開日 2024年2月27日 最終更新日 2024年2月27日
miwa「それでもただ」はテレビドラマの主題歌でもあるため、内容について知っておきたいと思う人は多いはず。
ドラマとのリンクに対しても、とても興味深いですね。では今回はmiwa「それでもただ」の歌詞の意味、曲としての魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるドラマとは?
miwa「それでもただ」が主題歌になっているのは、『厨房のありす』というドラマです。ドラマの中の主人公は「料理は化学です」が口癖です。そして驚くほどおいしくてやさしいごはんを作ることができる存在。
主人公は自閉スペクトラム症の料理人の、ありすという女性です。彼女と暮らす心優しいゲイのシングルファーザー、そして幼い頃から彼女を守る元ヤンの親友がいます。
そして彼女の料理店に転がり込む謎めいた不器用な青年。「もっと要領よく、うまく、生きていけたらいいのに」みんながそんな想いを抱えながら、明るくお互いの凸凹を埋め合って支え合い、あったかい言葉とごはんで絆を結んでいくのです。
そしてそのやさしい世界に波紋をもたらす、ありすの家族にまつわる過去の事件が…。癒しを感じながら観ることができる、少し切なくて温かいハートフル・ミステリーなドラマの内容になっています。
MVについて
「それでもただ」のミュージックビデオは、2024年2月11日(日)21時にmiwa official YouTube channnelにてプレミア公開しました。
新曲「それでもただ」はCDリリースに先駆けて、まもなく2月11日(日)より先行配信がスタートしました。Pre-add / Pre-saveキャンペーンも実施されていますので、こちらについてもチェックしたいですね。
「それでもただ」の歌詞の意味について
かなわないとしても、ただ届けたいという思いがあるのです。ただ届けたいのは言葉だけでは足らない思いがあるから。その想いが溢れていくように感じるのです。
息が白く溶けるように思う冬の空に向い願いを込めよう。そうしたら届くような気がするから。
かじかむ手を握ったのです、不安が消えますようにと。下を向いたら涙がこぼれそうなのです。そばにいるしか自分にはできないから。
それでもただ愛おしい思いがあるのです。ただ愛おしい気持ち。君は君のままでいてくれていい。この想いはどんどん溢れていくのです。
何度でもいいから聞いてあげたい気持ちがあるのです。まっすぐな瞳で繰り返す言葉、そして無垢なその笑顔についてもずっと守り続けたい。
不安な時にはぎゅっと抱きしめるから。こんなことしか自分にはできないけれど。それでもただ愛おしい気持ちがあるのです。
不器用でもひたむきなその姿がとても好きという思いがあるのでしょう。ただ届けたい思いや気持ちがあるのです。
君は君のそのままでいいと伝えたい。想いが溢れていくのです。それでもただ愛おしい、ただ愛おしさが募るのです。
一秒でも長く一緒に笑っていたい願いがあるのでしょう。ただ届けたい、この気持ち。言葉では足りないくらいに、想いが溢れていくように感じるのです。
miwaのコメントについて
miwaは「主題歌を担当させていただき、大変光栄です」とコメントをしています。そして
「人に寄り添うこと、ひとりじゃないことをテーマに、大切な人を全て肯定できて心がじんわりとあたたかくなるような楽曲を作りたいと思い、制作していきました。」と思いを話しています。
主人公ありすのことを思う視点、そしてありすから周りの人への思い、どちらにも「それでもただ」と願う気持ちを感じていただけたらという気持ちをmiwaは持っているのです。
「時にもどかしく切なくも、誰かを思う気持ちのあたたかさによって、この楽曲がドラマと共に皆様の心を溶かしてくれますように」というコメントのように、ドラマと共に楽曲も深く味わいたいですね。
透き通る声と思いがとても美しい楽曲に
miwaの透き通る声が「それでもただ」という楽曲を、更に美しく魅力的なものにしています。
スッと心に入るようなメッセージが、とても素敵な曲になっていると感じる人は多いでしょう。大切な人に届けたい思いを、この曲を聴くことにより心の中で気づくことができるかもしれません。
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